Vol.56
東北が舞台の女子ツアー秋の陣。ホステスプロたちの活躍に期待!!

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 取材日:9月20日

メリハリの利いたゴルフで、まずは優勝争いを
横峯 さくら
今季のベストフィニッシュ:サイバーエージェントレディス 11位タイ

今年で45回目を迎えた本大会。指定練習日2日目の20日(水)、戦いの舞台となる利府ゴルフ倶楽部(宮城県利府町)周辺は、朝は曇りがちだったものの、昼前からは夏を思わせる強い日差しが降り注ぎました。気温も上昇する中、午後12時半に練習ラウンドをスタートさせたのが、主催者推薦選手として出場する横峯さくらプロ。国内ツアーには、ほぼひと月ぶり、今季6試合ぶりの参戦となります。前日にインの9ホールをプレーしたという横峯プロ。この日は、今週キャディを務めるご主人とともに、アウトの9ホールをチェックしました。2005年大会の優勝者であり、それ以外の年にも優勝争いを演じてきている横峯プロに、まずはコース攻略のポイントを聞いてみました。「グリーンが難しいので、最終的にはパッティング勝負になるとは思うのですが、コースマネジメントも大事になってくると思います。攻守のメリハリを意識してプレーできたら」とコメント。さらに今週の抱負について「最近は優勝から遠ざかっているし、優勝争いもできていないので、まずは優勝争いをしたいですね。それで大会を盛り上げて、結果として“恩返し”できればと思います」と笑顔で語ってくれた横峯プロ。12年ぶりの大会2勝目に期待しましょう。

東北出身者として、大会を盛り上げる一人になりたい
酒井 美紀
今季のベストフィニッシュ:ほけんの窓口レディース 3位

もう一人の歴代チャンピオン(2014年大会)である酒井美紀プロは、正午近くにコース入り。他のダンロップ契約プロと同様、前日に練習ラウンドを行い、木曜日にはプロアマトーナメントに出場することから、この日は練習場での調整となりました。先週の試合の最終日に久しぶりに60台をマーク。「本当に久しぶりでしたね(笑)。ただ、プレーは悪くなかったものの、もうちょっと上位に行けたかなとも思います。なかなか噛み合わなかった、という感じです」と反省を口にするものの表情は晴れやかです。そうして迎えた今大会。「この試合に限らず、残り試合で何度かトップ10に入りたいと思っています。ここは優勝したことのあるコースなので、いいイメージを思い浮かべてプレーしたいですね。それに、(自身の出身地である)東北での試合でもあるので、大会を盛り上げる一人になれるよう頑張ります」。

ショットは上り調子。難グリーンを攻略して上位進出を狙う
金田 久美子
今季のベストフィニッシュ:ヨコハマタイヤ PRGRレディス 5位タイ

午前10時半すぎに1番ホールからティオフしたのが金田久美子プロ。ラウンド中は、他の選手と同様、グリーン周りとパッティングの練習に多くの時間を割いていました。9ホールのプレーを終えた金田プロにコースの印象を聞いてみると、やはりポイントに挙げたのはグリーン。「グリーンはコンディションがよくてきれいだけど、硬くて速いですよね。ラフからのアプローチも難しいし、相性としてはあんまりよくないかも」と苦笑い。それでも、「夏場になってショットの調子はよくなってきました。パットが入らずに噛み合わないこともあるのですが、昨日(インの9ホールを練習ラウンド)と今日回った感じでは、タッチは合っているかなと思います」と感触はよさそう。そして、「大会を盛り上げたいという気持ちは毎年あります(笑)。それに毎年上位に入りたいと思っているので、今年こそ、そうなるように頑張ります」と静かに意気込みを語ってくれました。

心技ともに充実している今、2勝目をめざす
青木 瀬令奈
今季のベストフィニッシュ:ヨネックスレディス 優勝

午後2時を過ぎると、晴れていた空に再び雲が広がり、風も出てきて気温が下がり始めた利府GC周辺。パーカーを羽織った青木瀬令奈プロがドライビングレンジでショット練習を始めました。やはり前日の午前中にインコースをプレーしたという青木プロ。翌日もプロアマ戦に出場することから、この日はコースに出ずに調整するとのことです。先週の試合の初日に久々の60台となる「67」をマーク。「初めてキャディを梅原さんにお願いしたのですが、ツアーで20勝以上されているだけあって教わることがたくさんありました。(今年5月の)優勝以来のいいゴルフができて、コーチからも“優勝争いができるゴルフ”と言ってもらえました」と笑顔で話します。その初優勝は2日間競技になってしまったことで、自身の中に「まだ優勝していない」という思いがあったという青木プロ。それが最近、ある人から「寒さと雨の中で勝ったのだから、もっと自信をもって」と言われたことで気持ちを切り替えることができたのだそうです。そんな心技ともに充実した状態で臨む今大会。「この大会は、ジュニアの頃から出させてもらっているので思い入れが強いし、プロになってからは毎年すごく楽しみにしています。先週と同じようなゴルフをして、2勝目をめざしたいと思います」。

ショットは絶好調。初の予選突破&上位進出に期待!!
新海 美優
今季のベストフィニッシュ:ニチレイレディス 2位タイ

新海美優プロは、午前11時前に1番ホールから練習ラウンドを開始。前日にインコースをプレーしたことから、この日はアウトコースのみのプレーとなりました。現在、賞金ランキング32位につけ、2週間前のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権」では今季5度目のトップ10入り(10位タイ)。「難しいコースだったので、耐えて、耐えてというゴルフだったのですが、私はそういうコースのほうが好きなので楽しく回れました」と好結果が出た理由を話してくれました。そんな新海プロは、今大会には今年が3度目の出場。「この大会ではまだ予選を通過したことがないんです(苦笑)。グリーンが硬くて速いので、なかなか思ったところに乗せられずに苦しかった印象がありますね。でも、昨日と今日プレーした感じでは、まだグリーンのスピードは出ていないし、今はショットもすごくいいので、いいイメージで打っていけました」と攻略に手ごたえを感じている様子。さらに、「そんなに距離がないのでスコアが出ると思いますし、大きなミスをしないように。ダンロップさんにはいつもお世話になっているので、少しでも大会を盛り上げられるように精一杯頑張ります」と笑顔で健闘を誓っていました。

コースも大会も初体験。でも、目標は優勝!
畑岡 奈紗
今季のベストフィニッシュ:ダイキンオーキッドレディスほか 18位タイ

今年、ホステスプロとして大会初出場を果たすのが、今季からダンロップ契約プロの仲間入りをし、今季はアメリカ女子ツアーを主戦場にプレーした畑岡奈紗プロ。今大会には、1年以内のLPGAツアー優勝者(昨年の「日本女子オープン」)の資格での参戦となります。アマチュア時代にも出場経験がなく、このコースでプレーするのも今回が初めてという畑岡プロ。そのため火曜日に18ホール、この日もインを9ホールと精力的に練習ラウンドを行っていました。「フェアウェイが狭いなと感じるホールがいくつかありますが、キーポイントはグリーンですね。細かい傾斜がたくさん組み合わさっているので、読み間違えるとパットが決まらないと思います」とコースの第一印象について語る畑岡プロ。さらに、「やっぱり優勝したいです(笑)。ダンロップとつく大会なので、ホステスプロが優勝すれば、より盛り上がると思うので。頑張ります!」と、初めてホステスプロとして出場する試合への意気込みを語ってくれました。明日、最終調整を行い本番に臨みます。