左から、土田沙弥香プロ、小橋絵利子プロ

D-cafe リラックス・トーク

プロ同期生は、いつも気になる特別な存在

~小橋絵利子&土田沙弥香~

今回は、ともにQTランキング上位の資格でツアーに参戦中で、時おり練習ラウンドを一緒にするという小橋絵利子プロと土田沙弥香プロの対談をお届け!

試合の成績をチェックする時も、まず見るのは同期生から ~小橋~

オフにお互い初めてのスノーボードに行って筋肉痛に ~土田~

D-cafe:お二人は同じ年(2013年)にプロテストに合格した同期生ですよね。

土田:そうなんです。練習ラウンドを一緒にするのも、やっぱりそれが大きいですね。

小橋:まぁ、お互い同期には特別な思いがあるよね。

土田:うん、心強い。

小橋:やっぱり成績もまず同期の子たちから見るし、いつも気になる存在ですね。ツッチー(土田プロ)とは年は離れているけど、そんな感じだよね。

土田:言葉で表すのは難しいんですけど、なんか、いろんな意味で同期は特別ですね。

小橋:ルーキーキャンプ(※1)でも新人セミナーでも、私たちの同期はずっと仲良くやっていたと思いますよ。

D-cafe:じゃあ、食事にも一緒に出かけたり・・・。

土田:あ、それはあんまりないんですよね(苦笑)。ご飯は同い年の子と行くことが多いかなぁ。

小橋:そうそう。同い年とか、出身地が近い仲良し同士で行くことが多いよね。

D-cafe:聞くところによると、女性プロの中でも小橋プロはお酒が強いのだとか。

土田:アハハハハ!

小橋:(笑)。“私、お酒がないとムリ”という訳ではないですよ。でも、たまにお酒を飲みながらワイワイやるのは好きですね。

土田:私もお酒は飲むけど、それがメインではないかな。いろんな土地に行って、みんながよく行くお店でメインの料理を食べる感じで。ごはん屋さん巡りが好きですね(笑)。

D-cafe:じゃあ、どこかに一緒に出掛けることはない?

小橋:(一瞬考えて)スノーボード!

土田:あ、一緒に行った、行った(笑)。

小橋:私もツッチーも初めてのスノーボードで、滑れない者同士、滑れる人に教えてもらおうと、プロ仲間5人で今年福井のスキー場に行ったんです。結局、2人とも同じくらいの実力で終わりましたけど(笑)。

土田:私は雪国(石川県)の人間なのに、スノーボードはそれが初めてで。スキーも1度しかやったことがないんです。

小橋:楽しかったけど、すごく疲れた(苦笑)。

土田:私はすごい筋肉痛になりました(笑)。でも、楽しかったので、“スノボ合宿”には来年も行こうという話になってます。

土田プロの影響で使い始めた『ゼクシオ テン』ハイブリッド ~小橋~

芯を外してもまっすぐ飛んでくれる『ゼクシオ テン』ドライバー ~土田~

D-cafe:先ほどお二人のクラブを見せてもらったのですが、使っているクラブも番手構成も似ていますよね。ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドが『ゼクシオ テン』で、アイアンも6番からPWまで『ゼクシオ フォージド』で。

小橋:そういえばそうですね。ただ、ツッチーはウエッジが2本(『クリーブランド RTX-3 キャビティバック』の52°と58°)ですけど、私は3本(『同ブレード』の48°、52°、58°)入れています。

土田:その代わり小橋さんはフェアウェイウッドが2本(3番と5番)ですよね? 私は3番、5番、7番と3本入れてますけど。

D-cafe:クラブの話はよくするんですか?

小橋:しますね。練習や練習ラウンドの合間に、他の選手のクラブを見て、「ちょっと持たせて」とか、「打ってみていい?」とか。

土田:「〇〇がいいみたい」という話が聞こえてきたら、「え、どれどれ?」「私も打ちたい」みたいなことはありますよね。

小橋:私の場合、「ゼクシオ テン」のハイブリッドは4月下旬に使い始めたのですが、それは、ツッチーが使っているのを見てよさそうだと思ったからなんです。それで試しに打ってみたら、ボールが楽に上がって、打ちやすいので、5番、6番を換えて、さらに新たに4番も入れることにしたんです。

D-cafe:なるほど。土田プロは、いま特にお気に入りのクラブはありますか?

土田:えー? 全部いいんですよねぇ。でも、やっぱり「ゼクシオ テン」のドライバーかな。私はもともとあまり距離が出ないのですが、このドライバーに換えて、ちょっとですけど飛距離が伸びました。ただ、飛ぶのはもちろんいいことなんですけど、私は曲がらないクラブがいいので、芯を外したなと思ってもまっすぐ飛んでくれるゼクシオはすごく信頼しています。

小橋:たしかにツッチーは曲がらないよね。ステディという言葉がぴったりで、まっすぐ、まっすぐ行くイメージがある。

土田:小橋さんはアイアンショットがいつもピンにつくイメージだなぁ。

小橋:そうかな(苦笑)?

土田:うん、私はそんな感じがするんですけど。アイアンのキレで勝負、みたいな。

シード権獲得のために、まずリランキングリスト上位をめざす ~小橋~

結果も欲しいけれど、今取り組んでいることを地道に続けたい ~土田~

D-cafe:今シーズンのここまでのご自分のプレーを振り返っていただきたいのですが・・・。

土田:それは・・・、あんまり振り返りたくないなぁ(苦笑)。

小橋:なかなかうまくいかないですね。でも、春先にくらべたら、最近はちょっとずつですけど調子が上がってきていると思います。だから、今、しっかり頑張りたいなと思ってるんですけど。

土田:私は今年のオフにルミさん(葭葉プロ)の合宿にお邪魔して、そこでいろいろ学んだことに今は取り組んでいて、それがたまたま上手くいったのが4月中旬の「KKT杯バンテリンレディス」でした(注:2日目終了時点で首位タイ)。ただ、上手くいかないことのほうが多いので、やっぱり波が激しいですね。ショットに関してはレベルは上がっていると思うけれど、練習ではできても、試合になると意識するところがたくさん出てきて、冷静にできないことが多いんです。だから、もちろん結果も欲しいですけど、今はそれをやり続けることが大事だと思っているので、練習するしかない。練習、練習です。

D-cafe:そもそもお二人は、毎年春先の調子はどうなのですか?

小橋、土田:(二人声を揃えて)あぁ、春はダメです(苦笑)。

小橋:私はひどい花粉症で、夜あまり眠れないことが多くて。だから、春先は毎年体調がよくなくて。でも、暑くなってきたので、これからは大丈夫だと思います。

土田:私は花粉症ではないんですけど、なぜかスタートダッシュがうまくいかないですね。今年はオフにいい準備ができたからイケるかと思ったのですが、上手いこと流れに乗れなくて・・・。1回目のリランキング(※2)まで残り試合も少ないので、頑張るしかないですね。

D-cafe:では、最後に今後の目標について聞かせてください。

小橋:直近の目標は、まずリランキングリストの上位に入ることです。やっぱり後半戦も出たいし、そうじゃないとシード権も獲れないから。試合に出られないと話にならないので。

土田:私も同じです。まだ高額賞金の試合もあるので、やれることをやるだけです。

小橋:まあ、でも、あまり気負わずにやりたいです。

土田:そうですよね。焦っても仕方ないので、地道に行きたいと思います。

D-cafe:今日はありがとうございました。今後の巻き返しに期待しています。

  1. その年のプロテスト合格者が、大会関係者と共に大会運営のサポートを行い、その仕組みを理解することで、一社会人としての自覚をもつことを目的に毎年「日本女子プロゴルフ選手権」で実施している研修制度。
  2. 選手の競争力を高め、ツアー強化を図るために今シーズンからLPGAツアーに導入された制度。シーズン中に2度、シード選手以外のTP(トーナメント・プレーヤー)登録者を賞金ランキング順に並び替え、リランキングリストに基づき出場資格を与える。

小橋絵利子(こばし・えりこ)1988年岡山県生まれ。2013年プロテスト合格。2018年賞金ランキング:102位。

土田沙弥香(つちだ・さやか)1994年石川県生まれ。2013年プロテスト合格。2018年賞金ランキング:108位。

※賞金ランキングは5月20日時点。