(祝)ツアー初優勝!! 新垣比菜プロ 独占インタビュー

今シーズン中に、もう1勝するのが目標です!

4月27~29日に開催された国内女子ツアー「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」で、うれしいツアー初優勝を飾った新垣比菜プロにインタビュー。優勝争い時の心境や勝因、勝利をサポートした『ゼクシオ テン』ドライバー、そして今後の目標などについてD-cafeに語ってくれました。

単独トップで迎えた最終日は朝から緊張状態

D-cafe:まずは、ツアー初優勝おめでとうございます!

新垣比菜プロ(以下、新垣):ありがとうございます(笑)。

D-cafe:優勝直後は、“まだ勝った実感が湧かない”と言っていましたが、今は実感はありますか?

新垣:はい。勝った日の夜になってから、だんだん湧いてきました。携帯にたくさん電話をいただいて、友だちからお祝いのLINEもたくさん届きました。

D-cafe:あの試合について、あらためて振り返っていただきたいのですが、まず開催コースのグランフィールズCCはどんなコースでしたか?

新垣:私は、大会に出るのも、あのコースをプレーするのも今年が初めてだったのですが、練習日にプレーしてみて、すごく難しいなと思いました。特にグリーンは傾斜がきつくて速いなと。

D-cafe:あのコースをプレーしたのは今年が初めてだったのですか? それで初日に5アンダー、2日目に6アンダーというスコアをマークしたのはスゴいですね!

新垣:初日と2日目は、ドライバーからアイアンまで全部ショットがよくて、パットもかなり入ってくれました。今シーズンのそれまでの試合では、ショットはいいのにパットが入らないとか、その逆のパターンが多かったのですが、あの2日間は本当にショットとパットがかみ合っていましたね。

D-cafe:そうして単独トップで最終日を迎えたわけですが、緊張はしませんでしたか?

新垣:いえ、朝からかなり緊張していました(苦笑)。それでスタート前にみなみちゃん(勝プロ)に、「緊張した時にはどうすればいい?」と聞いたら、「ショットの前に食べ物や飲み物を口に入れるといいみたいよ」とアドバイスしてくれて。でも、スタートしたら緊張して、そんなことは忘れちゃいましたけど(笑)。

D-cafe:そうですか。新垣プロは、あまり感情が表に出ないように見えるのですが・・・。

新垣:よくそう言われるのですが、心の中ではけっこう「はぁ、どうしよう」みたいな感じで、ドキドキしてるんです。最終日はヒヤヒヤして本当に心臓が痛くなりました(笑)。

トップを譲ったことで自分を客観的に見られた

D-cafe:その最終日ですが、一時は首位を譲る苦しい展開でしたね。

新垣:はい。今シーズンはこれまでも、初日と2日目はいい感触でプレーできてアンダーパーも出るのに、最終日になると必ずスコアを崩して順位を下げてしまうということが続いていたんです。あの試合でもそのパターンになりかけて、実を言うと、順位を落とした時には「あぁ、もう私の優勝はないな」とあきらめかけたんです。でも、トップじゃなくなったことで、それまでの緊張が解けて、自分を客観的に見られたので、それがかえってよかったのかなと思います。

D-cafe:終盤の数ホールは、いくつも難しいパットを沈めていましたよね。“粘り勝ち”という印象を受けました。

新垣:そうですね。やっぱりグリーンが難しくて、しびれるパットがたくさんありました。前半はパットでも緊張していて、思うように手が動かなかったのですが、後半は危ないパーパットを沈めて凌いだり、イメージした通りのパットができました。それと、最後の数ホールはほとんど下りの速いラインが残ったので、チョコンと触るだけでよかったんです。本来はカップの下につけたほうがやさしいのでしょうが、あの日は、カップの上につけたのが結果的によかったと思います。ラインの読みもずっとよかったですし。

D-cafe:ウイニングパットは緊張しましたか?

新垣:あれは手がちゃんと動いてくれたので大丈夫でした(笑)。前のホールまではあっぷあっぷの状態だったのですが、18番ホールは落ち着いてプレーできました。

D-cafe:優勝した瞬間は、涙は出なかったようですね。

新垣:はい、意外と冷静でした(笑)。それには自分でもビックリしたのですが、みなみちゃんをはじめ同期のみんながグリーンサイドで待っていて、泣いて喜んでくれているのを見た時にはウルっと来ました。

D-cafe:同期の選手の中でも、勝みなみプロは号泣していましたね(笑)。

新垣:はい(笑)。みなみちゃんは「わー、よかったね~」とまるで自分のことのように喜んでくれました。私も、待っていてくれたことがうれしくて「ありがとう」とお礼を言いました。

気持ちよく振れて、フェードも楽に打てる『ゼクシオ テン』

D-cafe:現在、新垣プロは『ゼクシオ テン』のドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドを愛用していて、特にドライバーはお気に入りだそうですね。

新垣:はい。「ゼクシオ テン」ドライバーは昨年末から使っているのですが、気持ちよく振れるところが好きです。今年の春先はショットの調子がよくなくて、ティショットもラフに入れてしまうことが多かったのですが、あの試合では本当に気持ちよく振れました。しかも距離が出て、まっすぐ行って、という感じで、すごくよかったですね。私は、もともとドライバーが得意クラブだったのですが、この2年くらい、プレッシャーがかかるとミスをすることが多くて悩んでいたんです。でも、「ゼクシオ テン」を使い始めてからは、ティショットに関する不安や悩みがだいぶ減って、気持ちよく振れるようになりました。

D-cafe:持ち球はストレートボールですか?

新垣:そのつもりなんですけど、ややドロー気味のボールが出ることが多いですね。ただ、左サイドに池やOBがあるホールではカット気味に打つこともあって、「ゼクシオ テン」はそういうショットもすごくしやすいんです。左に行かせたくないホールで楽にフェードボールが打てるのはとても助かります。

D-cafe:優勝後の取材で「まさか今年、優勝できるとは思っていなかった」と答えていましたが、勝ったことで自信がついたのではないでしょうか。

新垣:自信は・・・どうなんでしょう(笑)。まだ分かりませんが、もしかしたら試合に出ているうちに感じるかもしれないですね。今シーズンは出場試合数が限られた状況からスタートして、ずっとリランキングがプレッシャーになっていました。「あー、稼がなきゃ」という思いが毎週あったのですが、優勝したことで来シーズンまで出場権が獲れたし、今年の最終戦にも出られるので一安心です。

D-cafe:では、最後に今後の目標を聞かせてください。

新垣:はい。おかげさまで初優勝をすることはできましたが、日によってショットの調子が変わるので、そこはもっと安定させていかないといけないなと思っています。そして、今シーズンはまだまだ試合があるので、今シーズン中にもう一度優勝することを目標にしたいと思っています。頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!

  • 選手の競争力を高め、ツアー強化を図るために今シーズンからLPGAツアーに導入された制度。シーズン中に2度、シード選手以外のTP(トーナメント・プレーヤー)登録者を賞金ランキング順に並び替え、リランキングリストに基づき出場資格を与える。
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