ダンロップ契約女子プロたちの練習日レポート

ツアーに必ず持参するモノは?

ニトリレディス(取材日:8月20、21日)

トーナメントプロに旅はつきもの。ということで、今回は5人のプロに「ツアーに必ず持参するモノ」をおしえてもらいました。そして、現在の自身の調子についても聞いてみました。

オフタイムにも、朝の練習にも欠かせない“タカラヅカ”

~青木瀬令奈~

今季のベストフィニッシュ:サマンサタバサ・レディース 2位タイ

この夏、青木瀬令奈プロが遠征に持参するようになったのがディスクプレーヤー。それで何を鑑賞しているかというと、「ひたすら宝塚(歌劇団)のブルーレイディスクを見て、歌ったり踊ったりしています(笑)」。昨年、お世話になっていたトレーナーの紹介で宝塚の女優さんたちと一緒に食事をし、すっかり意気投合したのをきっかけにハマったそうで、「姿勢の良さや歩き方は見習いたいと思いますし、自分をどう見せるかとか、かなり影響を受けています」と青木プロ。ちなみに、スマホにも宝塚の楽曲を入れていて、「朝の練習の時だけイヤホンで聞いているんですけど、『エリザベート』というアルバムの曲が朝のテンポにすごく合う。口ずさみながら練習しています(笑)」。

好調の秘密は、緻密な自己分析とゴルフ以外での心がけ

7月第2週の「サマンサタバサ・レディース」で今季自己最高の2位タイに入賞するなど、夏場に入って上り調子の青木プロ。前半戦はショットの調子がよく、アプローチも引き出しが増えたのに予選を通過できず、とても苦しかったそうです、「それである時から、1日のプレーを全部ノートに書いて自己分析したんです。1日4時間くらいかけて。そうしたら“悪いところはない”ことが分かりました。それで、ゴルフでやれることはやっているのだから、ゴルフ以外のことにも目を向けようと、試合中にコース内のゴミ拾いもしました。ゴルフには人間性とか運も大事だと思ったからです。そうしたことの積み重ねが、6月半ば頃から結果になって現れるようになりました」。ほかにも、自分の弱点ではなく長所に目を向けたり、キャディさんとの役割分担を明確にしたりしたことも好結果につながったそうです。そして、「今年は体調もよいので、優勝に向けてアタックし続けるしかないです」と語っていた青木プロ。大会では10位タイに入る健闘を見せました。

筋肉のハリや疲れをほぐすテニスボール

~石川明日香~

今季のベストフィニッシュ:アース・モンダミンカップ 4位

今シーズン初めてツアーに本格参戦しているプロ3年目の石川明日香プロ。彼女のツアー転戦中の必須アイテムは、ゴルフの練習器具とストレッチのための道具。「ひとつはストレッチポールで、身体の下に敷いて筋肉をほぐすのに使います。それとテニスボールも持って行きますね。足の裏で踏むとけっこう気持ちいいんですよ(笑)。あと、お尻とかふくらはぎの下に置いて、ベッドの上でゴロゴロしたり。家でやってみたら気持ちよかったので、それからはホテルの部屋でもよくやっています。身体がほぐれていいですよ(笑)」。

スリクソンのNEWドライバーがスコアメイクに貢献

「開幕からずっと予選落ちが続いた時は、本当にどうしようかと思いました(笑)」という石川プロ。それでも、5月中旬に今年初めて60台で回り自信をつけると、6月第4週の「アース・モンダミンカップ」でツアー自己最高の単独4位入賞を果たし、「あれがなかったら、今、私はツアーにいないと思います。本当にラッキーでした」と笑顔で振り返ります。そんな石川プロが最近使い始めたのが、スリクソンのNEWドライバー『Z785』。それについて尋ねると、「すごくいいです。メッチャ飛びます。距離が出るので楽に振れるし、曲がり幅が前のクラブよりだいぶ小さくなりました。林から出すだけの1打がなくなったのが大きいですね。このドライバーにだいぶ助けられていると思います(笑)」と大絶賛。そして、自身については「もちろん優勝したいのですが、まずはもっと優勝争いをしたいですね。そういう経験をたくさんして、優勝できたらいいですね」と抱負を語ってくれました。

スマホで大好きな韓国アイドルのライブ動画を見る

~勝みなみ~

今季のベストフィニッシュ:リゾートトラスト レディス 2位

「私の場合、着替えは必要最小限しか持っていかないし、荷物はすごく少ないです。本当にゴルフ以外に興味がないので」と笑う勝みなみプロ。例外は韓国アイドルで、遠征中、時間を見つけては、スマホでライブ動画を見たり、大好きな「Wanna One(ワナワン)」のライブ情報をチェックしたり、グッズを通販で購入したりしているそうです。「さくらちゃん(小祝プロ)と東京・新大久保に行くこともあります(笑)。韓国アイドルは背が高いので、やっぱりカッコいいし、ダンスもダイナミックに見えるんです。今、新しいグループにハマっていて、今後たぶん日本に進出してくるので、これからが楽しみです」と、目を輝かせる勝プロでした。

新しいスリクソンのフェアウェイウッドを実戦投入

すでに『スリクソン Z785 ドライバー』を愛用中の勝プロですが、この日の練習ラウンドでは『スリクソン Z F85 フェアウェイウッド』の#3もテスト。結果は「これまでより10ヤード以上は飛んでいる感じでした。ツーオンを狙いたいので、今週から使ってみます」と話し、実際に試合で使用しました。ところで勝プロは、パーオンホール、1ラウンド当たりの平均パット数がともにツアー第1位(8月26日時点)。ところが本人は「えっ、そうなんですか? 知らないです。それに全然実感はないです。だって全然入ってないもん(笑)」。5試合ぶりのトップ10入り(9位タイ)となった前々週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でも、2~3メートルのバーディチャンスがことごとく決まらなかったそうで、「順位はよかったのですが、もうちょっとパットが入ってくれたらという気持ちがあるので素直に喜べないですね」と苦笑い。それでも、「ショットの調子は悪くないので、パターを替えて、気分一新頑張ります!」と大会での健闘を誓っていました。

自宅で使っているメイクアップグッズをそのまま遠征に持参

~金田久美子~

今季のベストフィニッシュ:北海道 meiji カップ 4位タイ

「私は、荷物が多すぎてホテルの部屋が自分の家みたいになるんです」と笑う金田久美子プロ。旅の必需品は特にないという金田プロがあえて挙げてくれたのがメイクアップグッズ。「化粧水とかボディクリームとか、いろんな種類のものを持ち歩きます。ヘアトリートメントも一つでは不安なので、3種類とか、自宅で使うものをそのまま持っていくので、荷物がメチャクチャ重たくなっちゃう(笑)」。ちなみに遠征先での楽しみは? 「私は部屋に閉じこもります(笑)。夕ご飯もコースの帰り道にさっと食べて、あとはホテルの部屋でのんびり。“もっと外に出たら”と言われるんですけど、疲れているから、休むことのほうが重要なんです」。

アプローチ、パットとも上り調子。優勝争いがしたい

金田プロは、本大会の3週間前に同じ北海道で開催された「北海道 meiji カップ」で今シーズン自己最高の4位タイに入賞。「パットで悩んでいて、いろいろな打ち方をしていたんです。でも、前週の試合のプロアマ戦で、塩谷育代さん(プロ)から、“自分の好きな打ち方をしなきゃダメ”とアドバイスされて。それで、棒立ちで打つようにしたらまずまず入って、翌週のあの試合では、最終日に“何年ぶりだろう?”っていうくらいにパットが入ったんです」と笑顔で語る金田プロ。ショットに関しても、多少の波はあるものの、去年にくらべたらずっと好調で、アプローチの感触もよくなってきているそうです。折り返し地点を過ぎて、中盤戦に差し掛かっている今年の女子ツアー。それについて尋ねると、「最近ずっと優勝争いができていないので、それができるゴルフがしたいですね。それと、早くシード権を確定させたい気持ちもあります。去年と違って今年は腰痛もないので、これからもっと調子を上げて結果を出したいです」とコメント。ぜひ優勝を争う姿を見せて欲しいものです。

やっぱりスマホは必須。他のプロのインスタを見てリラックス

~小祝さくら~

センチュリー21レディスほか 2位タイ

「旅の必需品ですか? いっぱいありますけど、やっぱりスマホですね」という小祝さくらプロ。スマホの使い道のひとつはインスタグラムを見ることで、「プロゴルファーなら、桃子さん(上田プロ)やイ ボミさんのインスタ。何かを参考にするというより、見て癒されてます(笑)」。そして、もうひとつ、インスタグラムをこまめにチェックするのが、仲のいい勝みなみプロと同様、K-POPグループ。「写真を見たり、今なにをしているのかチェックしたり。あと、ライブの告知やアルバム情報もチェックします。今はバンタン(防弾少年団)とWanna One(ワナワン)の2つが好きですね」と、20歳の素顔をのぞかせていました。

長いパー3で威力を発揮するスリクソンのNEWハイブリッド

小祝プロは、地元北海道の出身ということもあり、本大会は、現在の小樽カントリー倶楽部で初めて開催された2015年から4年連続出場。「初出場の時はコースが難しすぎて、本当にゴルフをやめたいと思ったんです」と苦笑いする小祝プロですが、今季すでに2位に2度、3位と4位に1度ずつ入賞するなど、本格参戦1年目で早くもツアーの主役になりつつあります。本人は「でも、上位に入れた試合でも課題はあるし、特に7月の数試合は、ショットの調子が悪い状態でやっていたので、逆にあの順位に入れたのが意外でした」と話しますが、そんな状態でも優勝争いに絡めるのは実力がある証拠でしょう。そんな小祝プロが8月に入って使い始めたのが、まもなく発売される『スリクソン Z H85 ハイブリッド』の#4。「以前も同じ番手を使っていたのですが、それとくらべると高さが出て、スピンもかかるので、長いパー3でボールをグリーンに止めることができるんです。それに、つかまりすぎることがなくて、安定して180ヤードぐらい飛んでくれます。すごく使いやすいです」と絶賛していました。