第44回 ダンロップフェニックストーナメント開催!

ブルックス・ケプカ、大会史上5人目の連覇を達成
~第44回『ダンロップフェニックストーナメント』を制覇~

今年で44回目を迎えた『ダンロップフェニックストーナメント』は、11月19日、フェニックスカントリークラブ(宮崎)で最終ラウンドが行われ、ブルックス・ケプカ(アメリカ)が昨年に続く連覇を果たした。

 昨年、大会初出場で初優勝を飾ると、今年6月の「全米オープン」を制覇し、メジャータイトルホルダーとして宮崎に戻ってきたケプカ。その実力を日本のファンに披露するかのように、初日に6アンダー「65」をマークし首位タイと好スタートを切ると、2日目は3アンダー「68」で回り、単独トップに浮上。さらに3日目には「64」と7つスコアを伸ばし、2位との差を4打に広げた。
 そうして迎えた最終日も、ケプカは引き続き好調なプレーを見せる。1番で幸先よくバーディを奪うなどフロント9で3つスコアを伸ばすと、バック9では伸び悩んだものの、最終18番パー5の第2打は、あわやアルバトロスというスーパーショット。タップインでイーグルとしたケプカは、昨年自身が達成した大会最多アンダーパー記録にあと1打に迫る通算20アンダーでホールアウトし、2位以下に9打という大差をつけて圧勝した。
 大会史上5人目の連覇を、初日から首位を守り続ける“完全優勝”で果たしたケプカ。
「宮崎のファンは世界でいちばん。そのファンの前でプレーができるのは選手にとって最高の楽しみ。大好きな宮崎に、来年も必ずまた帰ってくる」
 と早くも来年大会への参戦を宣言した。
 “インターナショナルツアー”と銘打ち、タフなコースセッティングや世界トップレベルのプレーヤーの招待などによって、世界標準のトーナメントを目指してきた本大会。45回目を迎える来年大会でも、ハイレベルのプレーと歴史に残る名勝負に期待したい。

 なお、スリクソン・プレーヤーでは、2008年大会のチャンピオンである51歳のプラヤド・マークセン(タイ)が2位タイと健闘。また、14年大会の優勝者で、今年2年ぶりの参戦を果たした松山英樹が、最終日にホールインワンを達成するなど大いに大会を盛り上げ、単独5位入賞を果たした。
トーナメントでプロをサポート プロサービスカーレポート
トーナメントでプロをサポート プロサービスカーレポート
今年で44回目を迎えた『ダンロップフェニックストーナメント』(以下DPT)。
賞金総額、海外招待選手の顔ぶれ、戦いの舞台となるフェニックスカントリークラブの美しさと戦略性・・・。いずれをとっても世界レベルを誇るDPT。ダンロップゴルフィングワールドでは、毎年好評の『プロサービスカーレポート』を今年も実施。練習日のスリクソン・プレーヤーたちの調整の様子や素顔、DPTに出動中のダンロップのプロサービスカーとスタッフの様子などを3日間にわたって密着レポートします。どうぞお楽しみに!

11月15日 水曜日 曇りのち晴れ

7:20am

3年ぶりの大会2勝目に期待!! ~松山英樹~
トーナメントウィーク3日目の水曜日。今日はプロアマトーナメンが開催され、35名のプレーヤーが出場します。松山英樹プロは午前7時過ぎに練習場に登場。この日も左右片手ずつのパット練習から始めると、ドライビングレンジではご覧のようなリラックスした表情を見せていました。その後、コースへ移動すると、パッティンググリーンで再びパット練習。そして8時27分、1番ホールからティオフしました。ラウンド中は3人のゲストと言葉を交わし、グリーン上では試合を想定したカップ位置へのパット練習も行っていました。そして午後2時前にホールアウト。その後、共同記者会見やテレビ局によるインタビューに臨んだあと、クラブハウス前のパッティンググリーンでパット練習。最後はドライビングレンジで30分ほど打ち込み、午後4時前に最終調整を終えました。記者会見では、「記憶していたよりも、グリーンが速くて傾斜も強いのでびっくりした」と2年ぶりに戻ってきたフェニックスCCの印象を語っていた松山プロ。また、現在は来年4月のマスターズに向け、数週間前からスイング、ショートゲーム、パットのすべてで新たな試みに取り組んでいるそうで、「それが結果につながらなくても新しい課題が見えると思うので、楽しみな1週間になるかなと思います」とコメント。試行錯誤の最中とはいえ、前回出場した2015年大会からの2年間で、世界で勝利を積み重ねてきた松山プロだけに、大会2勝目への期待は高まります。

8:50am

初出場! 縁のある大会で上位入賞を狙う ~出水田大二郎~
前日の2日間に続き、この日も大会の未使用ホールを使った試打計測テスト中を実施。今年、大会初出場を果たす24歳の出水田大二郎プロには、アイアンショットのテストからお願いしました。そのアイアンショットを見て、計測スタッフの一人が語っていたのが安定感のある弾道。そのスタッフによれば、スピン量が多すぎず少なすぎず絶妙なのだそうで、それが見た目のキレのよさにつながっているようです。そんな出水田プロにとって、ここフェニックスゴルフアカデミーは高校卒業後の1年間を練習生として過ごした思い出の場所。それに小学生の頃に生まれて初めて観戦したゴルフトーナメントがDPTなのだとか。「だから、どうしても入れ込むと思うし、普通にプレーするのは無理ですね(苦笑)。緊張もすると思いますが、フェニックスCCは、DPTの大会前後も含め数えきれないほど回っているし、お世話になったコースでもあるので、なんとか結果を残したい。できればトップ10に入りたいですね」と、今大会への想いを語る出水田プロ。現在賞金ランキングで61位につけ、目標である第1シード(60位以内)を獲得するためにも、上位入賞を狙います。

9:40am

コース攻略のカギとなるティショットの調子は良好 ~大堀裕次郎~
午前9時半過ぎ、ドライビングレンジでは大堀裕次郎プロがショット練習をしていました。毎年DPTを迎えると普段は使わないハイブリッドをバッグに入れる中嶋常幸プロのような選手がいる一方で、1年を通してセッティングを変えない選手もいて、クラフトマンの小池(火曜日の記事参照)によると、大堀プロは後者の典型。グリップ交換も滅多にしないのだそうです。そんな大堀プロは、DPTには昨年の初出場に続き今年が2度目の出場。前日に練習ラウンドしたというコースについて聞いてみると、「やっぱりティショットが大事じゃないですか? ティショットがフェアウェイに行かないと話にならないと思います。でも、グリーンは去年よりやわらかいし遅いので、セカンドショット以降をフェアウェイから打てればいいスコアが出るかもしれません」。では、現在の自身のショットの調子は? 「ティショットは真ん中より上ぐらい(笑)。そんなに悪くないです」と大堀プロ。そして今週の目標について、「今年こそ最終戦(ゴルフ日本シリーズJTカップ)にも行きたいので、ホストプロとして、ずばり優勝です」と笑顔で話してくれた大堀プロ。このあと、プロアマトーナメント出場のためコースに向かいました。

11:00am

飛んで曲がらないティショットが強力な武器に ~秋吉翔太~
ドライビングレンジで、秋吉翔太プロ(月曜日の記事参照)と出水田大二郎プロが話をしています。2人はともに鹿児島県の樟南高校出身で、秋吉プロが2年先輩。普段から仲が良く、前日も一緒に練習ラウンドをしていました。秋吉プロにもコースの印象を尋ねると、「フェニックスを回るのは久しぶりでしたが、セッティングに関してはあまり変わった印象はないですね。ティショットでフェアウェイをキープできればチャンスは増えると思います」。現在、ツアーのトータルドライビング部門で3位につけている、飛んで曲がらないティショットが武器になりそうです。先週の試合は出場資格がなかったため出場できず、「身体が眠ってしまった」そうですが、月、火とたっぷりボールを打ち込んだことで、本来の感触が戻ってきたという秋吉プロ。「シード権が確定したあとは、最終戦に出ることしか考えていないんです。そのためにも優勝したいけれど、少しでも上に行けるように頑張ります」と初めて挑むDPTへの意気込みを語ってくれました。このあと秋吉プロは、現在調整中のクリーブランド『RTX-3 BLADE ツアーサテン ウエッジ』について、クラフトマンの今井(火曜日の記事参照)とやりとりをしたあと、練習ラウンドに向かいました。

3:00pm

初日の目標は10アンダー。ロケットスタートに期待 ~稲森佑貴~
プロアマトーナメントで、8時スタートの第1組でプレーした稲森佑貴プロがドライビングレンジに戻りショット練習をしています。ダンロップのプロサービススタッフによると、すでに1時間以上打ち込んでいて、練習時間は最終的には1時間半に。稲森プロいわく、「試合の前日でも、何かつかみかけている時にはこれぐらい打つこともありますね。自分が納得いくまで」。前日の火曜日も18ホールを練習ラウンドしたため、2日間で36ホールをプレーした稲森プロ。高いフェアウェイキープ率を誇る選手だけに、フェニックスCCは得意なコースに思えますが、意外にも過去2年は予選落ち。「ティショットはいいのですが、そこから先が問題で。長いホールもあるし、グリーンを外すと難しいアプローチが残りますからね」と苦戦した原因を話します。ただ、先週の試合の最終日に「66」という好スコアをマークするなど、調子は悪くない様子。「やっぱりスタートが肝心なので、初日から爆発して10アンダーぐらいの意気込みでやりたいです」と今週の抱負を語ってくれた稲森プロ。さらに、予選2日間を同組になった中嶋常幸プロ、石川遼プロとのプレーについて、「お二人とも試合で一緒に回ったことがあります。試合ではありますが、和気あいあいとプレーできたら、みんな自然といいスコアが出るんじゃないかと思います」という稲森プロ。宣言通りのロケットスタートに期待しましょう。
この日、ドライビンレンジで最後まで練習していたスリクソン・プレーヤーは星野陸也プロでした。3人のクラフトマンのうち、大塚はこの日で、今井は明日で作業を終え、小池が最終日まで一人残ってプロからのオーダーに対応します。16日には、いよいよ44回目となるダンロップフェニックストーナメントが開幕します。注目の松山英樹プロは、予選ラウンドでは尾崎将司プロ、宮里優作プロという歴代チャンピオンとのペアリング。スリクソンやクリーブランドのギアを武器にフェニックスCCに挑む選手たちの活躍を、トーナメント会場やテレビ中継でお楽しみください。

11月14日 火曜日 雨のち曇りのち晴れ

8:00am

クラフトマンはキャリア15年&元ツアー担当
指定練習日2日目の朝はあいにくの雨。出場選手たちの出足は鈍く、ドライビングレンジで練習する選手も少なめです。そんな中、ダンロップのプロサービスカーの中では、2人のクラフトマンがさっそく作業をしていました。一人は男子ツアー担当のクラフトマンのリーダーである小池哲生。プロ担当のクラフトマンになって今年で15年目というベテランです。もう一人は、日頃はダンロップスポーツのクラブ工場であるダンロップゴルフクラブ(DGCC)で特注や修理などの作業を担当している大塚順也。大塚は2008年からの2年間、男子ツアーのクラフトマンを務め、今週は助っ人として8年ぶりにダンロップフェニックストーナメント(DPT)に出動。小池をサポートし、プロのクラブの調整や作製に当たります。

9:00am

スイングの再現性の高さはまさに“マシン” ~稲森佑貴~
ダンロップスポーツでは、DPTの会場内で、契約プロを対象にした試打計測テストを毎年実施。ボールやクラブを試打してもらい、計測機器を使って初速や打出し角などの初期データを収集し商品開発に活用しています。前日月曜日の秋吉翔太プロや星野陸也プロに続き、この日の一人めとして稲森佑貴プロに開発段階のボールの試打を依頼。2年連続でフェアウェイキープ率1位に輝き、今季も現在トップの稲森プロ。それを裏付けるように、データにはバラつきがなく、非常に再現性の高いスイングに、担当スタッフたちは「まさに“マシン”ですね」と感心していました。

10:40am

DPT恒例!? レジェンドとの練習ラウンド ~松山英樹~
午前10時半過ぎ、松山英樹プロが練習場に姿を見せました。この日は、前回出場した2年前と同様、今大会初の日本人王者である中嶋常幸プロと練習ラウンドを行う予定で、さらに今回は石川遼プロも加わるそうです。松山プロは、前日と同様、プロサービスカー前のグリーンでのパッティングから練習をスタート。ドライビングレンジでのショット練習を経て、コースに向かいました。3人による練習ラウンドは正午に10番ホールからティオフ。そのラウンド中、松山プロは、グリーン近くからだけでなく、砲台グリーンのはるか下や林の中など、グリーンを大きく外した状況からのリカバリーショットを繰り返し練習していました。賞金王経験者3人による豪華な練習ラウンドは、午後2時10分に終了。ホールアウト後、中嶋プロは「やっぱり彼と回るのは楽しいね。彼のゴルフの可能性は高いし、ますます高みを目指している」と語り、世界で活躍する松山プロのプレーに刺激を受けた様子でした。その松山プロは、クラブハウス前のパッティンググリーンでショートパットの練習をしたあと、ドライビングレンジへ移動。1時間近く打ち込んだのち、アプローチ練習場を経て、最後はみたびパット練習をして、この日の調整を終えました。

11:00am

アイアンのロフト角とライ角はすべて頭の中に
今週、プロサービスカーに乗り込んでいるもう一人のクラフトマンが、クラフトマン歴23年の今井正人です。今井は松山プロが大学生だった頃から彼のクラブの調整を担当していて、今季もしばしば渡米しては試合会場で調整に当たりました。この日は、ドライビングレンジで練習していた松山プロから、「アイアンの#4、#5のライ角をチェックしてほしい」と依頼され、さっそくバスに戻って作業を実施。今井いわく「数えきれないほどやっている作業なので、全番手のロフト、ライ角は覚えてしまった(笑)」そうで、松山プロが愛用している『スリクソン Z965』アイアンの2本のライ角調整をわずか数分で終えると、打席にいる松山プロの元へ。その後、数発ずつ打った松山プロからはOKが出されました。

11:40am

ツアー屈指の飛ばし屋は繊細な感覚の持ち主 ~塚田陽亮~
午前11時半過ぎ、試打計測テストの会場では、この日3人めのテスターである塚田陽亮プロが試打を行っていました。まずは、ドライバーで開発段階のボールを試打した塚田プロ。開発担当スタッフをジョークで笑わせながら、ボールの打感や弾道などについて感想を伝えていました。続いて塚田プロは別ホールへ移動。ここでは複数のボールでアプローチショットを行い、「このボールは少し打感が硬いけれど、スピンのほどけ方、止まり方はすごく好きですね」などとコメント。また、「自分の中のイメージと実際の飛び方が合わないボールは嫌」とも語っていた塚田プロ。ツアー屈指の飛ばし屋で、今季も今大会前までツアーのドライビングディスタンスで11位につけるなど、豪快なイメージのある塚田プロですが、ショートゲームに関しては繊細な感覚の持ち主でもあるのです。

2:30pm

調子は今季最高。地元でツアー初優勝を狙う ~香妻陣一朗~
インコースの練習ラウンドを終えた香妻陣一朗プロにも試打計測テストへの協力を依頼しました。「データには正直、あまり興味がないんです(笑)」という感覚派の香妻プロですが、ラフからのウエッジショットのスピン量に関するスタッフの説明には、興味深そうに耳を傾けていました。鹿児島県出身で高校時代をここ宮崎で過ごした香妻プロ。フェニックスCCはこれまで何度となくプレーしているそうですが、DPTへの出場は去年に続いて今年が2回め。「去年はシード権が獲れるかどうかという状況で、主催者推薦で出させてもらったのですが、今年は自力で出られたし、シード権の心配がないので楽にプレーできそうです」と笑顔で話す香妻プロ。先々週、先週とともに十位台に入り、現在賞金ランキングは46位まで上がってきました。「調子としては今年いちばん、と言っていいぐらい。最終戦(ゴルフ日本シリーズJTカップ=今季のツアー優勝者や前週までの賞金ランキング上位者など計30名が出場)にも出たいので、今週は勝つ勢いで行きます。まずは予選で同じ組のグリブルという招待選手をやっつけますよ(笑)!」と、今週の抱負を力強く語ってくれました。

4:00pm

初めてなのに懐かしい感じのするフェニックスCC ~星野陸也~
練習ラウンドを終えた星野陸也プロがドライビングレンジに戻って来ました。実は昨日(月曜日)、「フェニックスCCだけでなく、宮崎にも生まれて初めて来ました」と初々しく話していた星野プロ。まずは初めてプレーしたコースの第一印象を聞いてみると、「ティショットでフェアウェイをキープすることが大事ですね。ただ、フェアウェイは狭いですけどフラットだし、林の間を打っていく感じは、子どもの頃から慣れ親しんでいる関東のコースに似てますね。だから、初めてですけど懐かしい感覚もあって、プレーしていて面白い、自分の好きなコースです」と頼もしいコメント。クラブもいつも通りのセッティングで臨むそうですが、「ただ、試合ごとにバンス角の違うウエッジを使っています。今週はハイバンスがいいかなと思ったのですが、意外と下が硬くて弾かれてしまうので、“真ん中”のバンスで行こうと思います」とのことで、愛用する『RTX-3 BLADE ツアーサテン ウエッジ』のソール調整をクラフトマンの小池に依頼していました。そんな星野プロに、初めて挑むDPTへの抱負を聞いてみました。「先週は上位で予選を通過したのに、決勝ラウンドで順位を落としてしまいました。でも、最終日の終盤の感触は悪くなかったので、今週も予選2日間で自分の流れをつかめたら、3日目、4日目もどんどんイケるかなと思います。上位目指して頑張ります!」
この日は、大堀裕次郎プロや、プラヤド・マークセン、タンヤゴーン・クロンパ(ともにタイ)、ハロルド・バーナーⅢ(アメリカ)といったスリクソン・プレーヤーもコース入りし、練習ラウンドや試打計測テストを行いました。一方、サービスカー内では、グリップ交換など試合直前の作業を実施。プロアマチャリティートーナメントが開催される明日の水曜日の天気予報は晴れ。通常のプロサービスのほか、引き続き試打計測などのテストを行う予定で、スタッフたちは契約プロたちの最終調整をサポートします。

11月13日 月曜日 晴れのち曇り

10:00am

例年より1日早くスタンバイ完了 ~プロサービスカー~
トーナメントウィーク初日のこの日、宮崎は快晴に恵まれました。ダンロップスポーツのクラフトマンたちがクラブ調整などの作業を行うプロサービスカーは、例年同様、ダンロップフェニックストーナメント(DPT)の指定練習場であるフェニックスゴルフアカデミーのドライビングレンジを見下ろす高台にセッティング。バスからは、どのプレーヤーが練習しているかがひとめで分かります。なお、バスは、今大会では例年月曜日にコースに設置していますが、今年は先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の会場に木曜日(9日)まで出動し、名古屋の倉庫で物品を積み込んだ後、早くも日曜日の朝に宮崎入り。同じく昨日宮崎に入りした松山プロの練習開始に備え、他社のどのバスよりも早く、午後1時にはスタンバイしていました。

12:30pm

ヘッドの抜けや打球音をソール研磨で調整 ~秋吉翔太~
若手のスリクソン・プレーヤーの中には、今年初めてDPTに出場するプロが数人いますが、その中の一人が27歳の秋吉翔太プロ。「日本オープン」での4位タイをはじめ3試合でトップ10入りし、自身初のシード権獲得を確実にしています。まだ人影がまばらな練習場を見て、「まだ、ダンロップフェニックスという雰囲気はないですね。外人選手が来てからじゃないですか」と言いながら、「ダンロップの契約選手ということもあるし、他の試合とは雰囲気が違うのでやっぱり出てみたかったです」と、憧れのトーナメントへの出場を果たした喜びを語っていました。そんな秋吉プロが、クラフトマンに依頼していたのがクリーブランド『RTX-3 BLADE ツアーサテン ウエッジ』60°のソール調整。今年1年間愛用して溝が減ってきたため、先週、新たに1本作製したものの、現在使用しているものとは抜けと打球音が微妙に異なるそうで、フェースを開閉して数球ずつ打っては、クラフトマンに「ここをもう少し落としてもらえますか」とリクエスト。数回のやりとりのあと、「これだ!」とプロ本人が納得する一本に仕上がりました。

1:20pm

つかまりがよく、距離も出るスリクソンのドライバー ~小池一平~
毎年ダンロップスポーツでは、主催トーナメントであるDPTの期間中、契約プロたちの協力を得て、販促物用の写真の撮影を行っています。ドライビングレンジに姿を見せた小池一平プロにも、さっそくクラブやグローブなどを手にもってもらい撮影をしました。そんな小池プロが現在使用しているのが、『スリクソン Z765』ドライバー(プロトタイプ)。「日本オープンから使い始めました。つかまりがよくて、以前使っていたものより飛距離が出るので」と、クラブをチェンジした理由を教えてくれました。ちなみに小池プロは、DPTには3年連続3度めの出場。初出場した一昨年は、雨のため練習ラウンドができず、ぶっつけ本番で試合に出場し、予選を突破しました(結果は39位タイ)。この日は「この時間なら、まだスタートできますよね?」とダンロップのプロサービススタッフに確認したあと、午後2時前、練習ラウンドに向かいました。

1:20pm

2年ぶりのフェニックスで早くもグリーンを把握 ~松山英樹~
小池プロとほぼ同じ時間に練習場に登場したのが松山英樹プロ。ご存じ2014年大会のチャンピオンで、今回が2年ぶり6度めのDPT出場となります。前日の日曜日に宮崎入りし、午後に1時間半ほどドライビングレンジとパッティンググリーンで調整した松山プロ。この日は、パット練習からスタートした後、カメラマンなどメディア関係者やダンロップのスタッフが見守る中、ドライビングレンジでショット練習を行いました。そして、コースに移動し、クラブハウス前のパッティンググリーンへ行くと、同じくスリクソン・プレーヤーのハン・リー選手から声をかけられ、一緒に練習ラウンドすることに。14時20分、1番ホールからティオフしました。午後になって天候が崩れ、ラウンド中は時おり雨が降ってきたもの、しばしばハン・リー選手と笑顔で談笑するなど、終始リラックスモードだった松山プロ。また、1番ホールから長いバーディパットを決めるなど、パットの感触は良さそう。9番グリーンで打った下りのスライスラインでは「(2年前より)少し遅くなったね」と前回とのグリーンスピードの違いを確認していました。この後、16時40分にホールアウトした松山プロ。30分ほどパッティング練習を行い、この日の調整を終えました。なお、明日はあっと驚く顔合わせによる練習ラウンドが実現するかもしれませんので、どうぞお楽しみに。

3:30pm

ロングアイアンのライ角を調整して、つかまりが向上 ~星野陸也~
期待の若手スリクソン・プレーヤーの一人、星野陸也プロがドライビングレンジに姿を見せました。今年21歳の星野プロは、去年のファイナルQTをトップ通過して初のレギュラーツアー参戦を決めると、今季は開幕から2試合連続でトップ10フィニッシュを果たすなどの結果を残し、今大会も「フォールシャッフル」(開幕戦から活躍している好調の選手たちを、秋口以降の試合にも出場できるようにするための出場資格)のランキングトップの資格で、堂々初出場を決めました。そんな星野プロが、練習の合間にクラフトマンに相談していたのがスリクソンの3番アイアンについて。「顔はすごく気に入っているんです」と言うものの、この1本だけ、他の番手にくらべつかまりがよくないそうで、星野プロは「グースをつけたいんですけど」と依頼。ただし、それをするとつかまりはよくなるものの、元に戻せなくなることから、ライ角を0.5°アップライトに調整。その結果、つかまりがよくなったとのことで、明日の練習ラウンドで試してみることになりました。
この日は、ここでご紹介したほかに、北村晃一プロや山下和宏プロといったスリクソン・プレーヤーがコース入り。ドライビングレンジやコースで調整を行いました。明日火曜日の午前中はあいにく雨の予報が出ているものの、さらに多くの選手がコース入りする予定。クラブ調整やボールなどの物品の支給、販促物の撮影など、プロをサポートするスタッフたちの作業も本格化するはずです。