開催4年目を迎えた東北で唯一の男子ツアー競技 『ダンロップ・スリクソン福島オープン2017』開催レポート

ダンロップスポーツが福島中央テレビ、日本ゴルフツアー機構と共に主催する「ダンロップ・スリクソン福島オープン」が、今年も7月第4週にグランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県西郷村)で開催されました。東北地方で唯一開催される男子ツアー競技としてスタートした大会は今年で4年目。今回も、地域に密着した大会としての充実を図るとともに、ゴルフを通じた地域活性化や福島の復興、ジュニア育成といったテーマの実現を目指し、様々なイベントや取り組みを実施しました。

《大会予選》

ジュニア&アマチュアにも本選出場のチャンス ~ジュニア大会&東北チャレンジ~

今年も「東北チャレンジ2017」と題し、アマチュア、プロを対象に予選会を実施。その戦いは6月11日にスタートし、7月11日に棚倉田舎倶楽部で行われた決勝では、プロ10名、アマチュア5名の計15名が本選への切符を手にしました。また、大会テーマの一つである「ジュニア育成」を目的に、6月24日にグランディア那須白河GCで「ジュニア大会」を開催。大会には、地元福島をはじめ、栃木、宮城、東京、茨城、新潟、山形、千葉から計64名のジュニアゴルファーが出場。競技は、高校、中学、小学の各男女計6カテゴリーに分けて行われ、高校男子、中学男子の上位各2名には、上記の東北チャレンジ(決勝)への出場権が与えられました。

  • 「ジュニア大会」のスタート前にパット練習をするジュニアゴルファーたち

  • 「ジュニア大会」に参加したジュニアゴルファー全員による記念撮影

  • 見事「東北チャレンジ」(決勝)への出場権を手にした4人のジュニア

《プレイベント》

プロとのふれあいを通して、ゴルフの素晴らしさを体感 ~プレミア ファンミーティング in KORIYAMA~

初開催時から、福島県内でのゴルフ活性化、普及に取り組んでいる今大会。これまでコースのある西郷村のお隣の白河市で直前イベントを行ってきましたが、今年は本番3週前の7月2日、郡山市内で「プレミア ファンミーティング in KORIYAMA」を開催しました。会場は、ナンスポ(午前)、宝沢ゴルフビレッジ(午後)という2つのゴルフ練習場で、本戦に出場した中嶋常幸プロと、香妻琴乃プロ、青木瀬令奈プロによる特別レッスン、桑田泉プロによるQuarter理論講座、4人のプロによるトークショー、じゃんけん大会などを実施。午前と午後を合わせておよそ300人のゴルフファンにゴルフの魅力を伝えるとともに、大会をPRしました。

  • ナンスポでの特別レッスンに参加したみなさんとプロ4による記念撮影

  • 特別レッスンを行った香妻プロは「ぜひ会場で試合を観て」と大会もPR

  • プロのオウンネームを賭け参加者のみなさんとじゃんけんをする青木プロ

《トーナメントウィーク》

トッププロとの夢のラウンドが実現 ~ジュニア育成プロ交流プログラム~

トーナメントウィーク初日の24日(月)には「ジュニア育成プロ交流プログラム」が行われました。今年で3度目となる同プログラムには、「ジュニア大会」(前出)で上位入賞を果たした小学4年生から高校2年生までの15人が生徒として参加。その講師を務めたのは、中嶋常幸をはじめ、昨年覇者の時松隆光、高橋竜彦、稲森佑貴、香妻陣一朗、出水田大二郎という男子ツアープロに加え、第1回大会から大会アンバサダーとして各種イベントに登場している古閑美保プロ。当日はあいにくの空模様となったため予定していた練習場でのレッスンは取りやめ、9ホールのラウンドレッスンからスタート。その途中からは雨も上がり、プロたちは自らの技を披露しつつ身振りを交えて熱心に指導を行い、ジュニアたちはプロのアドバイスに真剣に耳を傾けていました。ホールアウト後には、コース内のレストランで、プロとジュニアたちによる交流パーティを実施。最後はクラブハウス前で参加者全員による記念写真撮影を行い、プログラムは終了しました。

  • 稲森プロ(黄色いシャツ)が見守る前でティショットを放つジュニアゴルファー

  • グリーン上でパターのグリップについてアドバイスする中嶋プロ

  • プログラムの最後にジュニア、プロが参加して行われた記念撮影

地元福島の味を堪能し、その豊かさと安全をアピール ~ふくしま交流の夕べ~

大会の重要なテーマである「福島県の復興支援」を目的に、毎年開幕前日の水曜日の夕方に、コース内レストランで開催される「ふくしま交流の夕べ」。今年も、会場内には福島産のサーモンや豚、牛、鶏、野菜を使った料理、さらに特産の桃が用意され、ディフェンディングチャンピオンの時松プロや大会ホストを務める中嶋プロらダンロップ契約プロ、大会関係者がその味を堪能。福島の豊かな食材と食の安全をアピールしました。

  • 福島産の食材を使った料理がところ狭しと並べられた会場内

  • JAふくしま未来のスタッフから勧められた桃を手に笑顔の中嶋プロ

  • 恒例となった前年覇者の郷土料理。今年は福岡出身の時松プロにちなみモツ鍋を用意

チャリティでジュニア育成支援。野菜配布は今年も好評 ~ふくしま元気プラザ~

福島の名産品のPRなどを行う「ふくしま元気プラザ」では今年も様々なイベントを実施。その一つが、ジュニア育成のための募金活動です。大会では、一年を通してジュニアゴルファーの育成に力を注いでおり、ギャラリーのみなさんにもそのための協力を依頼。また、初日から最終日まで実施した「お楽しみチャリティ抽選会」では、当選者に出場プロが寄贈したサイン入りグッズをプレゼントする一方、ジュニア育成のための募金をお願いしました。そして、今年新たに実施したのが「チャリティサインボールつかみ取り」。参加者はチャリティすることでプロのサイン入りボールをつかみ取りでき、チャリティは来年福島県内で開催される「植樹祭」の事業費として寄附されました。さらに、第1回から好評の「野菜無料配布」を今年も実施。木・金の2日間、地元西郷村や白河エリアで収穫されたばかりのきゅうり、トマトがギャラリーのみなさんにプレゼントされました。

  • お楽しみチャリティ抽選会。寄付金はジュニアゴルファー育成に充てられる

  • 今年も好評だった野菜無料配布。新鮮なきゅうりとトマトがプレゼントされた

地元の小学生がプロの技とトーナメントの雰囲気を体験 ~松山英樹ジュニア・インビテーション~

大会のホストプロである松山英樹プロが、「子どもたちにゴルフに興味をもち、プロトーナメントの魅力を知ってもらいたい」という思いから2015年にスタートさせた「松山英樹ジュニアインビテーション」。残念ながら松山プロは大会には出場しなかったものの、プロ本人の希望により、29日(土)に開催されました。福島県内の小学生18人が参加したイベントは松山プロの恩師である東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督による挨拶で始まり、阿部監督からは「みなさんがもっとゴルフを好きになり、よいプレーヤーになってくれることを期待して応援しています」という松山プロからのメッセージが紹介されました。その後、参加者たちは東北福祉大ゴルフ部員や同部OBプロによるラウンドレッスンを受けたほか、大会本部やプレスルームの見学、トーナメント観戦を実施。ジュニアたちにとっては実りの多い一日となりました。

  • ジュニアたちに松山プロからのメッセージを伝える東北福祉大ゴルフ部の阿部監督

  • 参加した小学生にレッスンする東北福祉大ゴルフ部OBの大野良徳プロ

  • 参加者には松山プロの直筆サイン入りキャップなどがプレゼントされた

《その他の主なイベント&ブース》

9thHOLEスペシャルシート
プロのプレーをより間近で楽しんでもらおうと、9番ホールのグリーンサイドに設置されたのが、特別観覧席「9thHOLEスペシャルシート」です。事前に専用チケットを購入すると、4組のプレーヤーたちのプレーが観戦可能。シートは初日から最終日まで設置され、とりわけティグラウンドを前に出してワンオンが狙えるセッティングとなった土・日には、参加者のみなさんはプロならではのパワーと池越えショットのスリルを感じたことでしょう。
ファミリーパーク
トーナメント観戦だけでなく、ご家族みんなで楽しく一日を過ごしてもらうために、会場内のWESTコースに設けられた「ファミリーパーク」。パターゲームやスナッグゴルフ、体力測定などのアクティビティがスタンプラリー形式で楽しめるほか、ダンロップスポーツのウェルネス事業部が生涯スポーツとして推進する「ノルディックウォーキング」も体験していただきました。
古閑美保プロ&加瀬秀樹プロ観戦ガイドツアー
ギャラリーのみなさんに、プロゴルフの魅力や醍醐味をより一層知ってもらおうと昨年初めて実施した「プロ観戦ガイドツアー」が、大きな人気を集めたことから今年も開催。今年は、昨年の古閑美保プロに加え、男子の加瀬秀樹プロが登場。古閑プロは予選ラウンド、加瀬プロは決勝ラウンドの各2日間を担当し、参加者のみなさんは、3~4ホールをプロの生解説をイヤホンで聞きながら観戦。みなさんからの声援にプロが手を挙げて応えるなど、トーナメント観戦の魅力が味わえるイベントとなりました。
桑田泉プロ「Quarter理論」レッスン会
プレイベントの「プレミア ファンミーティング in KORIYAMA」にも参加したダンロップ契約の桑田泉プロが大会にも初登場。ティーチングプロとして、「ボールを見るな」「ダフれ」「手打ちしろ」という独自のQuarter理論を提唱する桑田プロが、決勝ラウンドの2日間、ギャラリープラザ内ブースで講義とオリジナル練習器具を使ったレッスンを実施。スコアアップをめざすアマチュアゴルファーたちを釘付けにしていました。
第4回しらかわスナッグゴルフ大会
ゴルフの入門、普及に効果的なスナッグゴルフの技を競う恒例の「第4回しらかわスナッグゴルフ大会」を29日(土)、会場内のNASUコースで開催しました。今年は近隣の7つの小学校から計28人の小学生が出場。2年生から6年生までの学年別によって争われ、上位15名の子どもたちは、翌日の最終日に1番ティでプロを見送る「キッズエスコート」を担当しました。

ダンロップスポーツでは、ここでご紹介した大会テーマの実現を目指しつつ、今後もトーナメントの新たな形を模索して参ります。ぜひ来年大会を現地で観戦し、ゴルフとトーナメント、そして福島の魅力に触れてください。

「ダンロップ・スリクソン福島オープン」とは

ダンロップスポーツがゴルファーやプレー機会を増やすことを目的に実施する「+G(プラス!ゴルフ)プロジェクト」の第3弾。2013年まで19回にわたって行われていた「福島オープンゴルフ」を引き継ぎ、2014年に男子レギュラーツアーのトーナメントとして誕生した。男子ツアーが行われていない地域でのツアー競技開催による「ゴルフ活性化」をはじめ、「ゴルフを通じた地域活性化」「地域密着」「ジュニア育成」「東日本大震災からの復興に取り組む福島の応援」「総事業費のスリム化」など、独自のテーマを掲げている。