Report[51]
2018.7.18

『第147回全英オープンゴルフ』練習日レポート
【火曜日】ドライビングレンジやパッティンググリーンでじっくり調整

不動の頭と身体が巧みなパットを生み出す

トーナメントウィーク2日目の17日(火)の朝は、雲のあいだから青空がのぞくものの風が冷たく、気温はやや低め。時おり小雨もパラつきましたが、昼近くになると気温も上昇し、前日にくらべるとギャラリーも増えてきました。午前中を休養と身体のケアに充てた松山英樹プロは、午後1時半過ぎにコース入り。まずは、クラブハウス横のパッティンググリーンでパット練習を始めました。パットは7~8メートルの距離から始め、距離と方向を変えながら練習。松山プロといえば、パットでも腰を落としたどっしりとしたアドレスでおなじみですが、ストロークしたあと、顔はボールを追っても頭と身体は元の位置を保ったまま。それはどんなショートパットでも同じで、それがあの巧みなパットを生み出しているのかもしれません。その後、距離を徐々に短くしていくと、午後2時45分、最後は1メートルの距離を打ってパット練習を終えました。



向かい風に負けない、重い球質の力強いアイアンショット

続いて松山プロは、ドライビングレンジに移動し、ショット練習をスタートさせました。テレビ中継の解説のために現地入りしている丸山茂樹プロと言葉を交わしながら、まずはショートアイアンを中心に打ち込み。風向きは前日と同じ右斜め前からのアゲンストですが、勢いはやや強め。そんな風に対しても、松山プロ特有の重い球は、高い弾道で力強く飛んでいました。その後は、ショートアイアンからドライバーまで、数発ずつ打ってはアトランダムにクラブをチェンジ。レンジ左端に設置された大型ディスプレーには、プレーヤーのショットの軌道やキャリーなどが表示され、松山プロも自身のショットのデータが表示されると目をやっていました。なお、ドライビングレンジのすぐ左側には、カーヌスティ湾が広がっています。





球の高低もスピン量も自在に操って寄せる

午後4時過ぎ、ドライバーでショット練習を締めくくった松山プロ。続いてレンジに隣接するアプローチとバンカーショット練習場に移り練習を始めました。バンカー越えのショットでボールを浮かせたと思えば、ロングアイアンでバンカーの縁ぎりぎりのところを転がして寄せる松山プロ。バンカーショットの練習でも、アゴの真下にボールを置いて打ったり、両足をバンカーの外にアドレスして打ってみたり。テンポよく放たれるそれらのショットは、まさにボールと戯れるという表現がぴったりで、高さやスピン量を変えて打ち出されたボールはさまざまな軌道を描き、狙ったカップに吸い寄せられていました。そして午後5時少し前、アプローチとバンカーショットの練習を終えた松山プロ。近くで待っていた子どもたちのサインに応じたあと、再びパッティンググリーンでパット練習を行い、午後5時20分、この日の調整を終えました。開幕前日の明日は、練習ラウンドで最終調整をする予定です。



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