Report[46]
2017.8.18

最終日、一時は単独トップに。また一歩、メジャータイトルに近づく
~メジャー今季最終戦「全米プロ」で5位タイに入賞~

 男子メジャーの今季最終戦「全米プロゴルフ選手権」。松山英樹は、最終日のバックナインで一時首位に立つ健闘を見せたものの5位タイに終わった。

 7バーディ・ノーボギーの「64」というベストスコアをマークし首位タイに躍り出た2日目から一転、3日目は1バーディ・3ボギーの「73」と2つスコアを落とした松山。だが、他の上位陣もスコアを伸ばせず、首位に1打差の2位タイという絶好のポジションで最終日を迎えた。

 2番でボギーが先行する苦しい序盤だったが、6番、7番と連続バーディ。首位に並ぶと、続く8番でパーをセーブした時点で単独トップに。メジャー出場21試合目にして初めて最終日にトップに立ったのだ。

 その後トップに並ばれたものの、10番でおよそ6mのバーディパットを決め、再び単独トップ。続く11番の第1打もナイスショットでフェアウェイをキープした。ところが・・・。

「あのセカンドが痛かった。難しくない状況からミスしてしまったのがきつかった。(中略)流れを悪くする原因を作ってしまった」

 松山本人がそう振り返ったように、第2打をグリーン右に外し、そこから寄せきれずにボギーとしてしまうと、13番まで3連続ボギー。逆に首位から3打のビハインドとなった。それでも、ここから松山は意地を見せ、14番、15番と連続でバーディを奪取。首位との差を1打にまで戻した。

 だが、反撃もここまで。「うまく立て直せなかった」と松山が語ったように、16番でティショットとパットをミスしボギーとすると、最終18番でもボギー。この日、5つのバーディを奪ったもののボギーも6つ叩き、1オーバーの「72」、4日間通算5アンダーで、トップとは3打差で4日間の戦いを終えた。

 ホールアウト後のインタビューで、メジャーでのしびれるような優勝争いについて聞かれた松山はこう答えた。

「経験したからといって克服できるものではないと思うし、その場数が増えればそれだけ(勝つ)チャンスが増えるということだと思う。その1回が当たるように、もっともっとチャンスを増やしたい」

 そう。当然のことだが、メジャーでの優勝争いの先にメジャー制覇があるのだ。さらに、自身とメジャータイトルとの“距離”について、

「最後の3ホールまでは近いところにいられたので、そういう意味では近づいたんじゃないかな」

 と松山は答えた。今回、真の優勝争いという新たな景色を目にしたのだとしたら、それは間違いなくメジャー制覇にまた一歩近づいたということだろう。

 松山の悲願達成は来シーズンに持ち越されたが、今シーズンの戦いはまだ残っている。来シーズンのためにも、フェデックスカップ・プレーオフシリーズで年間王者になることを期待したい。


着用ウェア SRIXON by DESCENTE
シャツ:SRM1597S WHT(17SS)
パンツ:SRM5017S ネイビー ※プロトカラー(17SS)
キャップ:SMH7130X プロトカラー