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第138回
甲斐慎太郎
(2009,2,20)

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プロが素顔で語る ツアープロ日記

第63回
古閑美保 初出場したメジャーでアイアンショットのレベルアップを痛感。シードプロになった今年は、マイペースを貫いて結果を出すだけです。
 

 ダンロップ・ファンの皆さん、こんにちは。古閑美保です。いつも応援ありがとうございます。ファンの方々からのご声援は、本当に心強く感じています。
 今年もツアーが始まってから2か月が経ちますが、ここまではまぁまぁいい感じで来ていると自分では思っています。悪くないですね。去年はなにしろ予選落ちからのスタートでしたから(笑)。
 今年のオフは、アイアンショットを重点的に練習しました。どうしてかというと、去年の部門別 成績ではほとんどの部門で10位以内に入れたのですが、パーオン率だけが悪かったんです(注:25位 )。その確率を上げるために、アイアンをしっかり打ち込みました。
 それと、アイアンがうまくなりたいと思うきっかけがもうひとつあるんです。それは、日本での開幕戦のあとにアメリカで出場した「クラフト・ナビスコ・チャンピオンシップ」。私にとって初めてのメジャートーナメントでした。2日目にホールアウトしたときには、予選通 過は厳しいかなと思いドキドキでしたが、あとの組の選手たちがどんどんスコアを落としていって、私の順位 が上がっていき、何とかギリギリで予選を通ることができたんです。それはよかったのですが、とにかくメジャーのコースは難しかったですね。距離の長さはあまり感じなかったけれど、日本とはフェアウェイの芝が違うし、グリーンも硬くて、ずっと戸惑いながらプレーしていました。
 プレーしてみて一番感じたのは、そういう難しいセッティングの中でも、やっぱりグリーンに止まるボールを打っていかなきゃいけないということ。日本ではどんな球を打っても、ある程度は止まるんです。でも、アメリカでは、日本では許されるミスが許されませんでした。向こうでは、ミスしたときには、それが結果 となって跳ね返ってくるんですよね。それからは、きちんと止まるボールを打っていきたいという気持ちが強くなって、ますますアイアンを練習するようになりました。アメリカには、チャンスがあったらまた行ってみたいと思います。でも、もうちょっと上手になってから行きたいというのが正直な気持ちです。
 今、アイアンは昨シーズンの途中から『NEWゼクシオ』を使っています。飛距離も伸びたし、ボールが上がりやすくて気に入っているのですが、先生(清元登子プロ)からは、「もう少しバランスを軽くしてみなさい」と言われています。今はD1なのですが、トーナメントの終盤に体力が落ちてくると、確かに振っていてきついなと感じることがあるんです。ときどきダフるのもそのせいだと言われるので、少しだけバランスを軽めに調整しようと思っています。軽くなれば振りやすくなるし、ミスも減るでしょうから。
 今年は私が初めてシード選手として迎えたシーズンです。その分、去年と比べると周りから随分注目してもらっているなぁと感じるのですが、それ以上に藍ちゃん(宮里プロ)が注目されていますよね。いっそのこと、注目は全部藍ちゃんに集めてもらって、私のことは忘れてもらってもいいくらい(笑)。私は私で、じっくり、しっかりマイペースでやっていこうと思っています。
 確かに去年は最高のシーズンだったけれど、今年は今年。まずはちゃんとシード権をとらなくてはいけません。でも、本当は、目標をあれこれ考えるのではなく、結果 を出すだけだ、と思っているんです。それには、一日一日、一試合一試合を頑張るだけです。


じっくり、しっかり、マイペースでがんばります!!
古閑美保(こが・みほ)
1982年熊本県生まれ。
2001年プロ合格。昨年8月のヨネックスレディスでツアー初優勝。11月の大王製紙エリエールレディスオープンで2勝目をあげ、賞金ランキング3位 に。
身長167センチ、血液型B。

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