みなさん、はじめまして。ダンロップ契約プロの小田孔明(こうめい)です。まずは自己紹介をさせていただきます。
僕は、福岡県田川市出身の25歳。プロになって今年で4年目になります。高校を卒業したあと、大学からの誘いを全部断って、地元のゴルフ場の研修生になりました。最初の2年はあえてプロテストは受けずに練習を続け、「これならイケる」と思えた3年目に初めて受験して合格しました。師匠は、コースの所属プロだった金城和弘プロと僕の父です。
親父には、小学生の頃からつきっきりでゴルフを教わりました。親父は、腕前は大したことはありませんが、理論は正しいと思うし、自分でやってみて納得できるんです。他の人から、「そのスイングはやめたほうがいい」と言われたこともあるけれど、親父に習ったスイングでずっと通してきました。最近はアドバイスをもらう機会はめったにありませんが、小学生の頃は本当にスパルタで、スクワットと腹筋を毎日300 回ずつやらされました(笑)。泣きそうにもなりましたが、そのおかげで今も体力がキープできているのだと思います。
レギュラーツアーに出場するのは今年が初めてです。デビュー戦は、5月の『マンシングウェアオープン』でしたが、狭いフェアウェイを見たときは、「なんじゃ、このコースセッティングは!」と思いましたね。結果は2日間でトータル「+12」の惨敗。まったく歯が立ちませんでした。
それでもアイアンには自信があります。こう言ったら偉そうに聞こえるかもしれませんが、シード選手にも負けていない、自分のほうが上だと思っています。僕のアイアンショットはすべてパンチショット。低く打ち出して途中から上がっていく球ですが、この弾道が好きなんです。だから、ギャラリーのみなさんには、僕のこのアイアンショットを特に見てほしいですね。逆に、「パターは見ないでください」という感じ(笑)。グリーンに上がると、やっぱりシードプロはうまいなぁと感心してしまいます。
僕の場合、ギャラリーが多いところだと、何かやらかしちゃうんです。“やる”というのは、バーディーも獲るし、ダボも打つという意味です。最終ホールをパーで上がることはめったにありません。ティーショットがラフに入ると、セカンドショットはだいたいギャラリースタンドに打ち込んでますね(笑)。調子に乗ると3連続でバーディーが来たりしてリーダーボードにも名前が載るんですが、落ちるときも早い。4日間で必ず山と谷があります。本当は4日間通して平均して力が出せればいいのでしょうが、ツアー1年目だし、常に上を向いて攻めるゴルフをしようと心がけています。1年目でも気おくれすることはないし、楽しんでやっています。生意気だと思われているかもしれないですけどね(笑)。
僕はどっしりした体格のせいか、飛ばし屋だと思われているようです。たしかに昔は飛ばしが生きがいだったし、高校時代は、飛距離ならだれにも負けない自信があったけれど、今はそれほど飛びません。レギュラーツアーでは、ティーショットをフェアウェイに置いておかないと勝負にならないので、無意識のうちに力をセーブして打っているんだと思います。フェアウェイに打っておけば何とかなりますから。
それよりも問題はやっぱりパッティング。僕の場合は明らかにパットが足を引っ張っています。パターさえ入れば、絶対にシードは獲れるはずだし、もしかしたら優勝だってできると思っていますから。そしてリカバリーもポイント。ピンチになったときに、どれだけ耐えられるかですね。
今の目標はもちろんシードです。せっかくシッポが見えているので何とかしたい。最近は「もっと上に行けるはずだ」と自分に言い聞かせながらプレーしています。僕はヤバいなという状況になると、不思議と上位に入ったりすることがあるんです。そういう運も使いながら、最後まであきらめずにガンバリます!

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小田孔明(おだ・こうめい)
1978年福岡県生まれ。
東京学館浦安高卒業後、西日本CCの研修生を経て'00年プロテスト合格。今季、『JGT選手権』で10位タイ。現在賞金ランキング77位(11月4日現在)。
身長176センチ、体重92キロ。血液型A。

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