Vol.53

[ 額賀辰徳プロ ]&[ スリクソン Z765 ドライバー ]

ボールの弾きのよさとつかまりのよさを両立した、
素晴らしくバランスのよいドライバー
 僕が『スリクソン Z765 ドライバー』を使い始めたのは、9月上旬の「フジサンケイクラシック」でした。それまでの数試合、僕はドライバーショットでボールがつかまらずに悩んでいました。だから「フジサンケイ~」の練習日も、「Z765」を含めて何本かのドライバーを、データを取ってもらいながら試打したのですが、開幕前日の水曜日になっても一本に絞ることができませんでした。ところが、練習場でクラフトマンと話をして、「Z765」のソールに入れているチューニングウエイトを少し軽いものに換えてみたら、つかまりがよくなって、コントロールもしやすくなったんです。それで「これならイケる」と思って、試合で使うことにしました。
 試合では、かなり「Z765」に助けてもらいました。ボールがつかまらないという、それまでの悩みを忘れることができて、左ドッグレッグのホールで安心してドローボールを打てました。もちろん飛距離も出ました。僕は、あの試合のドライビングディスタンスで1位(注:平均334.13ヤード)になったのですが、第3ラウンドでは計測ホールの1つである5番ホールで352ヤード飛びました。富士桜カントリー倶楽部の5番ホールというのは基本的にはフラットなのですが、ティから320ヤードあたりから少し下って行くんです。僕の場合、それこそキャリーが320~330ヤードなのでよく転がったとは思うのですが、あのコースのフェアウェイはランが出るほうではありません。
それを考えると、たぶん「Z765」のスピン量がちょうどよいために、その分ランが出るんじゃないかと思います。
 去年の大会とくらべて飛んでいたかどうかは自分では分かりません(苦笑)。でも、全然強くは振っていないし、去年よりも軽く振っていたのはたしか。その意味では、「Z765」はやさしく飛ばせるクラブだと思います。
 最近のドライバーというのは、弾きがよくなっているものの、“つかまりにくい”という現象もセットになってついてきてしまう傾向があると思うのですが、「Z765」はその問題をクリアしていて、ボールをしっかり弾きつつ、しっかりつかまります。その意味で、素晴らしくバランスのよいドライバーだと思いますね。顔も、元々僕が好きな小ぶりでシャープなのでかまえやすいし、振り抜きやすさを感じます。
 「Z765」のおかげもあって、「フジサンケイ~」では、15位タイという、今シーズンの自己ベストの成績を残せました。
それと、前半戦に上手くいかなかったところをしっかり見直して修正した成果がようやく出始めたのかなとも思います。これから大事な試合が続きますが、僕は毎年この時期から調子が上がっていくので、しっかり調整して結果を残したいと思っています。