Vol.50

[ T・クロンパ プロ ]&[ クリーブランドゴルフ 588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド ウエッジ ]

ナイスショットがイメージできる自分好みのサイズと形状。
「スリクソン Z-STAR」との相性も最高です
 『クリーブランドゴルフ 588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド ウエッジ』(以下、RTX 2.0 PF)の52°と58°は、昨シーズンの夏から使っています。
 僕の場合、ウエッジのソールはいつも自分が打ちやすいように削ってしまうので(笑)、ソールの形はあまり気にしないんです。では、何を重視するかというと、やっぱり構えた時のフェースの見え方。自分の好みの形状でないと、いいショットのイメージが湧かないのですが、『RTX 2.0 PF』は、フェースが大きすぎず、小さすぎず、またトップブレードの厚みやラインも、僕の好みにぴったりなんです。
 スピンも、以前使っていたウエッジにくらべると、ずっとよくかかります。フェースの溝はどんどん機能がアップしていて、今の溝の規制の範囲内ではこれ以上ないと思うくらい、スピンが利きます。僕が日本ツアーに参戦するようになって今年で3年目になりますが、最初のシーズンは、アジアにくらべて硬い日本のグリーンに苦労しました。その対策として、それまでよりも、よりスピンをかけてグリーンで止まる球を打つ練習をしたのですが、それができるようになって成績が伴うようになりました。それには、『RTX 2.0 PF』の性能の高さも貢献してくれていると思います。
 打感もすごく気に入っています。僕はずっと軟鉄鍛造のウエッジを使ってきましたが、これまで使ったウエッジとくらべても『RTX 2.0 PF』の打感はとてもソフト。実は去年、僕はボールも日本のコース対策として、「スリクソン Z-STAR XV」から「スリクソン Z-STAR」に替えたのですが、よりソフトな「Z-STAR」を使うようになってから、インパクトでフェースに一度ボールが乗っかる感触があってコントロールしやすくなり、距離感もよくなりました。『RTX 2.0 PF』と「Z-STAR」の相性は最高で、おかげで僕のアプローチの精度も上がったと思います。
 ただ、グリーン周りで使うのは58°一本だけ。低く出してスピンをかけたり、高く上げて止めたりと、一本で高低を打ち分けています。
 正直に言うと、日本に来た頃はショートゲームに不安があったのですが、経験を積むうちに日本のグリーンのスピードや芝目が分かるようになって、アプローチもパットもアジャストできるようになりました。僕の印象では、日本のツアーではシーズン前半は雨が少ないせいかグリーンが乾いていて硬いグリーンが多い。それが、後半になるとグリーンがソフトになるので僕本来のプレースタイルに合うんです。過去2年間、前半戦であまり調子が上がらずに、後半に盛り返してシード権がとれたのは、そういう日本のコースコンディションが原因でした。今はそういうことも分かるので、今シーズンは序盤からコースに対応できているし、僕自身の調子もいいです。
 日本のツアーは、コースもトーナメント自体もすごく整備されているし、気候もいいのですごく快適。日本は、僕の故郷のタイともそれほど大きく違わないので親しみを感じますね。だから僕は今年も日本ツアーを中心にプレーする予定で、去年あと一歩で出場できなかった最終戦の「ゴルフ日本シリーズ」に今年こそ出たいんです。その目標をかなえるためにも、早く日本で優勝したいと思っています。