Vol.46

[ 山下和宏プロ ]&[ ゼクシオ エイト ドライバー ]

ヒール寄りで打っても球が高く上がって飛距離が出る。
まるでオートマチック車のような“やさしい”ドライバー
 『ゼクシオ エイト ドライバー』は、2014年シーズンの開幕戦から使っています。
 それまで「ゼクシオ セブン」を使っていたのですが、『ゼクシオ エイト』を打ってみてまず感じたのは、スピン量が安定しているということ。最大飛距離でいえば「ゼクシオ セブン」も同じくらい飛んだのですが、『ゼクシオ エイト』はスピンがかかり過ぎることがないので、安定して飛距離が出るように感じます。よりキャリーで飛ばすイメージですね。
 外見は、ヘッドがディープになったなと感じます。ヘッドがやや薄かった「ゼクシオ セブン」の場合、ヒール寄りに当たった時には球が落ちてくるのが早くて、飛距離が出ないと感じることがありました。それに対し『ゼクシオ エイト』は、スイートスポットが広がったせいか、ヒール寄りでも球が高く上がって、芯で打った時と遜色がない強い球が出るんです。
 実は「ゼクシオ セブン」に換えた時に飛距離が10ヤード以上も伸びたんです。『ゼクシオ エイト』も、それと同じかそれ以上に飛んでいて、フェアウェイが硬いコースなら、飛距離の出ない僕にも「300ヤード」という数字が見えてきました。3年くらい前までは、超えるのに250ヤードのキャリーが必要なバンカーがあったら、「どうしよう?いい当たりをしないと超えないな」と思い、バンカー超えを狙うべきかどうか迷っていました。それが今では、260~265ヤード先のバンカーでも、「超えるかも」と思えるようになったんです。
 ダンロップには「スリクソン」ブランドのクラブもありますが、クルマにたとえるなら、ゼクシオのクラブはオートマチック車で、スリクソンの方はマニュアル車というイメージ。インテンショナルショットとか、操作を楽しむ人にはスリクソンのほうがいいかもしれませんが、僕は打つたびに何かを変えるということをほとんどしません。ティアップしたら、ポーン、ポーンと打っていきます。だから、ゼクシオのほうが合っているんです。
 ドライバーに限らず、とにかく僕はやさしいクラブを使いたいんです。それでアイアンはポケットキャビティを使っているし、ウエッジにしても現在はキャビティバックのモデルを使っています。男子プロの中で、いちばん簡単そうなクラブをチョイスしているのは僕じゃないかと思っているくらい。だから、ドライバーを選ぶ際にも「やさしさ」が基準で、具体的には、構えやすくて、球が上がりやすくて、ミスがミスになりにくいモデルで、まさにゼクシオはそんなクラブですね。
 もちろん、飛距離はもっと出るに越したことはないけれど、今の僕にとって『ゼクシオ エイト ドライバー』はベストチョイスだと思っています。