Vol.44

[ 成田美寿々プロ ]&[ NEW スリクソン Z-STAR ]

自分のイメージ通りの方向、スピードで出ていくパッティング。
アプローチで、インパクトのあとゆっくり動き出す感じもいい

似顔絵のイラストは、プロゴルファーの綾田紘子さんに描いていただいたもの。ちなみに、葭葉ルミちゃん(スリクソン・ボール契約プロ)のボールにも綾田さん作のイラストが入っています。
 私は、昨年12月の「日韓女子プロゴルフ対抗戦」から『NEW スリクソン Z-STAR』(以下、Z-STAR)を使っています。
 私はもともと打感がしっかりしていて、パチンと弾く感じのタイプのボールが好きだったんです。だから、同じスリクソンの「Z-STAR XV」をずっと使っていました。では、どうしてやわらかいタイプの「Z-STAR」に替えたかというと、パッティングを根底から変えたいと思ったからです。
 ご存じのように、昨シーズンは3勝することができました。それ自体はすごくうれしかったのですが、夏場以降は優勝争いをしながら勝ち切ることができませんでした。その原因は最終日のパットにあって、「入れたい」「入るはずだ」という気持ちが強すぎて“パンチ”が入ることが多く、大事なパットを全然決められなくなってしまって……。その結果、最終日にスコアを伸ばすことができませんでした。そうなった一番の原因は気持ちにあると思うのですが、やっぱりボールはソフトなほうがいいかなと思い、「Z-STAR」にチェンジしたんです。
 オフに行なった宮崎合宿でも、アプローチやバンカーショット、パットの練習にはすべて「Z-STAR」を使いました。その時に改めて感じたのは、パットに関しては、少しだけフェースに食いつくような感じがあって、自分のイメージ通りの方向とスピードで出ていくということ。
 アプローチショットも、なるべくやわらかくボールを打ちたいと思っていて、硬くて速いグリーンの場合には特にそうなのですが、その点「Z-STAR」は、インパクトしたあとボールがゆっくり動き出すように感じますね。
 それと、今年のオフは飛距離アップに重点を置いていたんです。だから、ボールを替えたことで飛距離がどうなるかと思ったのですが、ソフトな「Z-STAR」に替えて飛距離が落ちたとは感じません。むしろ、効率よく飛ばすには、どういうスイングをすればいいのかを、ひたすら研究、練習したことで飛距離が伸びました。思い切り振った時には、昨シーズンとくらべて最大で20ヤードは飛んだので、アベレージの飛距離でも確実に伸びていると思います。
 去年の好成績は、ランニングアプローチを徹底的に練習したことで、ボギーがかなり減ったのが要因でした(注:リカバリー率は、2013年の61位〈58.7762%〉から、2014年は20位〈64.6056%〉に上昇)。それに加えて今年は、「Z-STAR」を使ってパッティングの順位も上げて、日本の女子ツアーではまだ誰も成し遂げていない平均ストローク69台を目指したいと思っています。