Vol.84

『スリクソン Zシリーズ(2014年モデル)』フェアウェイウッドを検証する

飛び系の3種類のドライバーと同時に2014年9月に発売された『スリクソン Zシリーズ(2014年モデル)』フェアウェイウッドの性能は果たしてどのようなものでしょうか。今回もクラブとヘッドをじっくり検証してみることにしました。(実測比較データは別表)
  1. 2タイプのヘッドが登場
     前「Z25シリーズ」(2012年発売モデル)ではヘッドの大小による2タイプの登場でしたが、今回は、基本標準サイズの『F45』モデルでの対応で、ツアーモデルとして特別な#3ウッドが用意されています。そして、簡単に説明しますと、ツアーモデルは小さなヘッドで低重心設計のブッ飛び系#3ウッドで、標準『F45』モデルはフェアウェイウッドとして扱いやすいオーソドックスな仕上がりとなっています。
  2. ブッ飛び『F45 TOUR』
     これも個人的な感覚かも知れませんが、アドレスした時に最もヘッド形状が美しいと感じるのは、この『F45 TOUR』モデルです。スクエアなフェース角、美しいヘッド輪郭、ネックからフェースにかけるつながりと言い、ラインに対して素直にスクエアに構えられます。そして、ヘッド体積が150cm³を切る大きさは、さすがに小さく、ステンレスメタル時代のプロモデルと言う感じです。しかし、小ぶりなヘッドの利点もあり、スウィートスポット高さが21ミリ前後と、トーナメント設定の短い芝の刈り高さのフェアウェイからでもフェースの芯で球をとらえやすく、球が吹き上がらずに強い弾道で飛距離を伸ばすことが可能です。
     また、ドライバーでのヘッド速度が48m/s以上あれば、ティーショットにこのツアーモデルを使うことでドライバーに近い飛距離を出すことも可能でしょう。ヘッドが小さく低重心なので、さすがにアベレージゴルファーには手強いかもしれませんが、ティーショットやパー5のセカンドショットでスピンの少ない強弾道を打つには、最高の武器になりそうです。
  3. 安定性抜群の『F45』
     『F45 TOUR』モデルと比べるとヘッドの輪郭形状も変わり、フェースプログレションも大きくなっています。アドレスでのヘッドの投影面積はツアーモデルよりも大きいですが、私はこれでフェアウェイウッドとしての標準サイズと考えます。また、前シリーズでは無かった#4ウッドが追加されているのも特徴ですので、#3の15度では球上げにくいと感じる方には#4ウッドを選ぶことが可能となりました。
     そして、ツアーモデルよりもスウィートスポット高さは上げられ、適度なバックスピンを得られて弾道高さを出しやすい設計となっていますので、フェアウェイからのショットでグリーンを狙った場合でも安定したキャリーとバックスピンを得られ、その結果、グリーン面上に球を止めやすく、ピンを積極的に攻めることが可能です。
     また、「クイックチューンシステム(QTS)」により、自分のスイング、自分の求める弾道に対してクラブを細かく調整出来るようになっています。
  4. しっかり握りやすいグリップ
     ドライバーと同様に、『F45』シリーズではアジャスタブルシステムの「クイックチューンシステム(QTS)」が搭載されているので、スリーブの向きを変えても握りのフィーリングが変わらないバックラインの無い丸いグリップが装着されています。そして、グリップエンドが少し膨らんだ形状をしていますのでしっかりグリップしやすく、よりしっかり振り切ることが出来ます。
  5. 「Miyazakiシャフト」との相性が抜群
     フェアウェイウッドは主に地面にあるボールを打ち、時にはターフを取りながらショットすることもあるので、しっかりしたシャフトが欲しいものです。
     ドライバー同様にフェアウェイウッドにも高品質のツアープレミアムシャフト、「Miyazaki Kosuma」シャフトが標準装着されており、信頼感は高くなっています。
     勿論ゴルファーのスイングタイプやしなりの好みによって選ぶシャフトは違いますが、インターナショナル・フレックス・コードの数値を参考に、自分に合うシャフトを選べば確実に正確性は高まるはずです。
  6. 「Miyazakiシャフト」との相性が抜群
     フェアウェイウッドは主に地面にあるボールを打ち、時にはターフを取りながらショットすることもあるので、しっかりしたシャフトが欲しいものです。
     ドライバー同様にフェアウェイウッドにも高品質のツアープレミアムシャフト、「Miyazaki Kosuma」シャフトが標準装着されており、信頼感は高くなっています。
     勿論ゴルファーのスイングタイプやしなりの好みによって選ぶシャフトは違いますが、インターナショナル・フレックス・コードの数値を参考に、自分に合うシャフトを選べば確実に正確性は高まるはずです。
  7. 「Miyazakiシャフト」との相性が抜群
     フェアウェイウッドは主に地面にあるボールを打ち、時にはターフを取りながらショットすることもあるので、しっかりしたシャフトが欲しいものです。
     ドライバー同様にフェアウェイウッドにも高品質のツアープレミアムシャフト、「Miyazaki Kosuma」シャフトが標準装着されており、信頼感は高くなっています。
     勿論ゴルファーのスイングタイプやしなりの好みによって選ぶシャフトは違いますが、インターナショナル・フレックス・コードの数値を参考に、自分に合うシャフトを選べば確実に正確性は高まるはずです。

松尾好員の辛口トーク

さすがにツアーモデルはヘッドが小さいか・・・

 ツアーモデルはとても奇麗な輪郭形状で、いわゆる顔がいいヘッドですが、市販するにはさすがにヘッドが小さいと思われます。
 出来ればひと回り大きなフェアウェイウッドが欲しいと思うのは私だけでしょうか。
 個人的には、ヘッドのネック軸回りの慣性モーメント値が非常に小さく操作性が良過ぎるので、もう少しヘッドの動きを安定させたフェアウェイウッドで、しかも飛距離の出るものが欲しいところです。

SRIXON NEW Z フェアウエイウッド 実測データ

  F45 TOUR F45 TOUR F45 F45 F45 前 Z725 前 Z525
#3 13.5度 #3 15度 #3 15度 #5 19度 #7 21度 #3 15度 #3 15度
水BLUE 6S 水BLUE 6S 水BLUE 6S 水BLUE 6S 水BLUE 6S BLUE 6S BLUE 6S
クラブ長さ inch 43.0 43.0 43.0 42.5 42.0 43.0 43.0
クラブ重さ g 322.5 322.7 323.4 326.1 330.2 322.4 321.4
スイングウエイト   D2.0 D2.2 D2.0 D1.8 D2.0 D1.8 D1.5
クラブ慣性モーメント gcm² 285万 285万 284万 282万 281万 283万 283万
 
      (N位置) (N位置) (N位置) (N位置) (N位置)
ヘッド重さ g 211.3 212.0 210.4 219.4 223.2 212.2 214.1
ヘッド体積 ml 147 149 165 150 136 158 189
リアルロフト deg 13.0 14.0 15.0 19.0 20.5 15.0 16.2
ライ角 deg 57.5 56.5 56.5 58.0 58.0 58.5 59.0
フェース角 deg 0.0 0.0 HOOK 0.5 HOOK 0.5 HOOK 0.5 HOOK 0.5 HOOK 0.5
フェースプログレッション mm 13.7 14.2 14.4 17.4 17.4 16.0 16.5
 
重心距離 mm 29.0 30.2 30.3 29.5 30.3 32.6 33.5
重心深度 mm 25.0 25.2 25.0 26.0 27.0 26.5 30.0
フェース高さ mm 33.2 33.4 32.4 31.1 30.7 31.8 32.3
スウィートスポット高さ mm 20.7 21.6 23.8 23.0 22.9 23.4 25.3
低重心率 % 62.3 64.7 73.5 74.0 74.6 73.6 78.3
 
ヘッド左右慣性モーメント gcm² 2,127 2,170 2,264 2,145 2,005 2,605 2,978
ヘッド上下慣性モーメント gcm² 1,018 1,024 1,084 1,008 940 1,032 1,353
ネック軸回りモーメント gcm² 3,392 3,398 3,539 3,358 3,300 4,065 4,687