ダンロップ契約女子プロたちの練習日レポート

ニチレイレディス

(取材日:6月13日)

梅雨まっただ中の今回は、4人のプロに「雨の日のゴルフ」と最近の自身のトピックスについて聞いてみました。

雨の日は、ティショットのフェアウェイキープがより重要

~東浩子~

今季のベストフィニッシュ:リゾートトラスト レディス 11位タイ

「はっきり言って、雨は苦手です(苦笑)」という東浩子プロ。「レインウェアを着ることで動きにくくなるから」というのがその理由だそうです。「でも、雨をあまり意識しすぎるのはよくないですよね。『今日は雨か』と思うと、その日一日モチベーションが下がってしまうので、できるだけ雨を意識せず、得意になろうと努力中です(笑)」。また、雨の日に特に意識しているのがティショットのフェアウェイキープ。「この時期になるとラフが伸びるし、水を吸うとさらに重くなりますよね。たとえばバンカーの上にあるピンを狙うのに、ラフからだとさらに難しくなるので、やはりフェアウェイに置くのがポイントだと思います」。

決めるべきパットを決めて流れに乗りたい

「前半戦は、例年とくらべてコンスタントに予選を通過できた」という東プロ。現在はショットの調子も悪くないそうです。そんな東プロが課題に挙げるのがパッティング。「最近もあったのですが、バーディ合戦の展開になった時に、一つ入れば流れに乗れるのに、入らないと苦しくなります。逆に我慢くらべの試合でも、パットが入らないと焦ってきます。だから、気持ちをコントロールして、決めるべきパットを決められたら流れに乗れるし、今年まだないトップ10とかトップ5にも入れるじゃないかと思います」。

雨の日のポイントは、力まないこととゆったりスイング

~新垣比菜~

今季のベストフィニッシュ:サイバーエージェントレディス 優勝

「学生の頃、雨の日の試合中にドライバーがスッポ抜けてしまったことがあるんです(苦笑)。それ以来、雨の日はどうしても強くグリップし過ぎてしまって、ティショットはチーピンを打つことが多かったですね」と話す新垣比菜プロ。ただ、最近はそういうミスが減って、以前ほど雨は苦手ではなくなったのだとか。そのミスを減らせた理由を聞くと、「晴れの日と同じように振ることを心がけています。左に引っ掛けないためには、力まないのが一番なので」。さらに、雨の日の注意点として、「だいぶ飛距離が落ちるので、大きめのクラブでゆったり振るようにしています」とクラブ選びの大切さを挙げていました。

初めてのコースでトップ10フィニッシュ

新垣プロは、5月中旬に右手首を痛め、その後の2試合を欠場。その原因について、「たぶん疲れの影響だと思います」と語っていましたが、復帰戦となった6月上旬の試合では4日間プレー。それについて、「自分でも心配だったのですが、痛みも全然なくて、普通にプレーできました」と笑顔でコメント。さらに今の自身のゴルフについて、「調子は、良くも悪くもなく普通です(笑)。このプレーを続けていって、2勝目ができれば」と話していた新垣プロ。会場の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースをプレーするのは今回が初めてでしたが、初日首位タイに立つと、最終順位で9位タイに入る健闘を見せました。

飛距離が落ちても無理をしない。手前から攻めることを意識

~勝みなみ~

今季のベストフィニッシュ:リゾートトラスト レディス 2位

「雨の日は、ショットの直前にフェースを必ず拭くようにしています」という勝みなみプロ。クラブフェースが濡れているとボールが滑る可能性があり、方向が狂うから、という理由からだそうです。さらに、「無理をしないのも大事」という勝プロ。「雨の日は飛距離が落ちるけれど、“手前から攻めてもパーで上がれるし、パー5ならバーディを獲れるチャンスもある”と考えて、冷静にプレーするように心がけています」。

芯に当たりやすく、飛距離も大幅アップの『ゼクシオ テン』フェアウェイウッド

勝プロが「本当にいいクラブです」と笑顔で語っていたのが『ゼクシオ テン』の3W。前週、一緒に練習ラウンドした同期の淺井咲希プロが使っているのを打たせてもらったところ、とても打ちやすかったため、自分用に作成してもらいさっそく実戦に投入。「芯に当たる確率が高くて、球が上がるし、距離も15~20ヤードは伸びました。しかもブレもなくて、球が安定しているんです」と絶賛していました。5月下旬の試合でプレーオフの末に2位になると、翌週も2位タイ入賞と、ただいま絶好調の勝プロ。その要因について、「アイアンショットがピンに絡んでバーディチャンスが増えたからだと思います。構えてからすぐ打つように意識したことで、リズムがよくなったのかも」とコメント。そして、「いつでも優勝できるんじゃないかと思う一方で、まだ自分に足りない部分があるのかなとも思います。その部分を練習や試合で見つけて、優勝めざして頑張りたいです」と力強く話していました。

プレーが早くなりがちな雨の日は、スイングテンポに注意

~新海美優~

今季のベストフィニッシュ:宮里藍サントリーレディス 16位タイ

「雨の日の失敗談は?」という問いに、「去年の秋の試合で、“大ダフリ”を何回もやってしまって、それからあまり雨は・・・」と苦笑いの新海美優プロ。それでも、「打ち込まずにボールをクリーンに打つことと、いつも以上にラフに入れないこと」と雨の日対策を話してくれました。さらに、雨の日に心掛けているのがスイングのテンポについて。「雨の日はどうしてもやることが多くなるので、ついついプレーが早くなりがち。それがスイングにも影響して打ち急ぐとミスにつながるので、そこは気を付けています」。

ショットは上り調子で飛距離もアップ

前週の試合で今シーズンのベストフィニッシュとなる16位タイとなった新海プロ。「2日目が雨だったのですが、アイアンショットの距離感が合いました。パットも入ったので、あのスコア(-5)が出ました」と笑顔でコメント。そして、「5月の半ばぐらいから、ショットの調子が上がってきているんです。飛距離も伸びていますね。オフのトレーニングの成果がようやく出てきたのかも」と話すとともに、「ショットが上り調子なので、これから自分でも楽しみです」と明るい表情で語る新海プロ。後半戦での活躍に期待がかかります。